気ままに気楽に

今日も息をしています

それでもボクはやってない

こういう事象が現実に頻繁に起きているから女性専用車両なんてのが出来たのか?
 
イメージ 1
 
日本映画の現在の良心と俺は思っている周防正行が「シャル・ウィ・ダンス」以降10数年ぶりにメガホンをとった映画として公開当時話題にもなっていたし、また2年後だかに施行される裁判員制度にも言及しているとされた2007年公開の映画である。
 
前に俺は電車での座席の座り方(隅を好む)なんてのをこのブログで取り上げたけどこの映画の主人公、加瀬亮が演じている就職活動しているフリーター?も同じような男なんじゃないだろうか?と共感した。
 
大概の男はそうなんじゃないかな?
 
日本の大都市圏の乗車率ってのは東京、首都圏はもちろん関西でも大阪、神戸とかでもピーク時間帯は300%越えしていると感じる。
 
そんな状況で痴漢もヘッタくれもないと思うのだが、極一部の変態野郎がそういう状況をいいことに狙いを付けた女性に手を忍ばせたりしているから嘆かわしいというか如何にも陰な日本的軽犯罪のような気もする。
 
よくAVビデオなんかで痴漢電車シリーズなんてあるけれど現実はそんなに面白いものではなく陰惨だ。
 
もちろん、こういう鬼畜は絶対に取り締まらんといかんけれど冤罪も多く、この映画も実話をモデルにしている。
 
俺なんかでも、またこの記事を閲覧している健康な男性諸氏なら経験あるでしょうがバックシャン(死語)なお姉さんがたまたま自分と満員電車で接触状態になった場合、ジュニアがムクムクもたげてしまう経験があろう、ソレは自然な現象なんで許しておくれ~の世界なんだ。
 
ここ数年は痴漢される側(女性)の過敏な意識が勝り過ぎてこの映画に描写されるような冤罪事件が後を絶たないのだと思う。
 
また記事で取り上げたいが、同じ事象を観ていても人によって観え方は違っていて同じ色を観てもその色の特定は同じ青色でも観え方が違う筈なのだ。
 
この映画でも言っているが俺は人を裁く事って本来は人は出来ないと思う。
 
どこかに感情の部分が出てくるものだし、映画のキャメラ視点のような俯瞰した神視点なんてのは存在しないのであるから。
 
だけどここ数年、少子化ってので若い労働人口も減少しているので関西に限って言えば鬼のような苦痛な満員電車って減った気はする。
 
イメージ 2
 
取り調べする警官からしたら痴漢なんて小さな軽犯罪ってたいして気にも留めていないだろうけど、やってもいない人間からしたら堪らんし、この主人公の様に大事な仕事の面接試験も何もパーになって人生、なかば棒に振るわけだ。
 
そのくらい前科とか逮捕(誤認でも)拘留されるって市井の民からしたら重いモノなんだと改めて感じたよ。