気ままに気楽に

今日も息をしています

神の降臨  仁王立ちとは?

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昨日2014年4/22は自分にとって又特別な日になったかも?
 
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おそらく最期の来日LIVEであるポピュラーの現人神の哲人ボブ・ディランの大阪公演を観に行きました。
 
前回4年前はZEPP OSAKAって少し不便な大阪南部にあるLIVE HOUSEだったのでクルマを走らせて行ったのですが、今回は大国町大阪市で難波のすぐ南)の駅近くのZEPP NAMBAでLIVEということで1時間半電車に揺られて神戸から参戦しました。
 
大国町と言えばセイガク時代30年くらい前かなあ~夢番地って音楽事務所の下請けのイヴェント会社のバイトでモニカとか金子由香利とか大阪城野外音楽堂でのHEAVY METAL イヴェント?(44マグナムやアクション、本城美砂子??)の警備のバイトして夜逃げされてバイト代全部すられた苦い経験以来降車した駅かな?その音楽事務所(MOTIONとかいってたね)の社長?がディラン好きなのか?ディランのポスターやらアナログを事務所の壁に貼っていたけど、大悪人やったな
 
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ZEPP NAMBAに17時到着早すぎて行列もない。
 
俺は2階の指定席やし並ぶ必要もないからウドーの黒服に開場時間を聞く、18時開場19時開演、21時終演2部構成で中20分休憩ありで指定席は当たり前の話だけど並ぶ必要なし。
 
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待ち時間があり過ぎるので北の難波方面まで歩き、いなたーい作りの喫茶店に入って1時間ヒーコで時間待ち。こういう喫茶店、意外にヒーコが美味かったりする。
 
18時過ぎに会場に入る。
 
ワンコイン?500円でドリンクを頼まなければいけないらしい??
 
おおむかーしのディスコを彷彿させるルールやなあ~、お前2200円じゃなくて22000円も払ってる人間に対してふざけとるんか!って制度だけれどまあ~えーワイででルービ注文して荷物上着をロッカーに預けて(300円)身軽にして2階の指定席で観る事に。
 
ホントは携帯で場内写真取り放題でしたけど無粋な事は出来んわな。
 
ZEPPって雰囲気は好き、むかーし観たモッズ映画「さらば青春の光」で主人公がダンスホールの2階からダイブしたりするんですがどこかそういうMODな英国風な趣を感じる。
 
観客は男8対女2か1って感じで男率が高い、もちろんポピュラーのLIVEでも50代60代が多い、女子の観客は彼氏が好きだからというのでついてきたみたいな感じも多い感じは今までと一緒。
 
むかーし、俺のダチ公のベーシストとディランやデッドの話をした時に女子でビートルズストーンズ好きってのはまあ分かるけどディランとかG・デッドが好きって女子どう思う??ひくやろう~って笑いながら言いあった事があってディラン好きな女子って渋いというか少し怖い感じはするわな
 
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別にディランが仁王や赤鬼というような訳ではないんだがやっぱ威厳は感じました。
 
前回はあまりスタンディングしなくて鍵盤ばかりで嗚呼~もう立って歌うのしんどいんだあーって思ったけれど、ミック・ジャガーに対抗?したのか足クネクネは少なかったけど仁王立ちして指さす独特のポージングは決まっていましたね。
 
ところで俺の座席は2階指定席の真ん中くらいで両脇を二人の男性が座っていましたが右隣は文学青年風で開演と休憩時間の時は物静かに小説を読んでいました。
 
左隣は俺より二回りは大きい巨漢のサラリーマンで会場が暑かったのでしょう、上着を脱いでいました。
 
19時過ぎ、開演、、、、、いきなり左隣の男性がむせび泣く、、、、、感動と寂寥感が入り混じっているのだろう、、、、、、俺の昔の友人(故人)が初来日公演で泣いたという逸話を想い出した、、、、、なかなか大の大人が人前で泣けないよ、、、、よほど色んな想いがよぎったんでしょうな。
 
俺は割と冷静に観れたというか冒頭から5曲目くらいまであまりにプログレLIVE的で全部新曲、、、、、なんにも分からんまま眠そうになった処でこんがらがっているところで「ブルーにこんがらがって」を妙なアレンジで歌詞でやっと分かっておお~!!とジャンボ鶴田並に声を上げたかな。
 
アンコールがあって1曲目は「見張り塔からずっと」で大盛り上がり、でも2階席で立ちあがる観客は皆無、10数年前のポール・ウェラーのLIVEもそうだけどZEPPの2階席は立って観るもんじゃないんだよね、座ってじっくり鑑賞する席なんだよ。
 
 
ラストはこの曲で正直、、、、少し涙腺が緩みました。
 
もう立ってギターを弾きながら歌うのもきつい処を何度も素晴らしいハープを聴かせてくれた、、、、、もうそれだけで充分だ。
 
ありがとうって日本語でMCで言うのも珍しい、、、、おそらく最期のような気がした。
 
世界一仁王立ちの似合うミュージシャンの一人、ボブ・ディランと同時代に息を出来てあらためて俺は幸せであるというかこの人を好きでずううう~と聴いてきてLIVEも何度か観れて本当によかったと心から感謝しました。