気ままに気楽に

今日も息をしています

ベストPV in 気ままに52 Roxy Music - Jealous Guy

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超個人的にはカヴァー曲がオリジンを超えることはないと断言する。
 
ただそのカヴァーの方が広く世間に浸透してカヴァーの方がメジャーになることは多々あるが超えることは断じてない。
 
偏った考え方かもしれないけれどそうなんだ、まずは創造してオリジンを作るそこから編曲アレンジもろもろ肉付けしていって1曲の楽曲はレコーディングされ作品となり世に出る、簡単に言えばそういうことだ。
 
模倣、咀嚼、拝借するフレーズや奏法、コード進行などそれこそ今まで山ほどあるけれど、まるで一緒って楽曲でも極端に言うと演奏スタイルやバックの音がまるきり一緒でもヴォーカルアレンジを施せば全然違うように聴こえる場合もある。
 
極私論だがポピュラーバンドにおいてヴォーカルをすげ替えるバンドって個人的にほとんど評価しない部分がある。
 
演奏が主体、インストが重要なジャンルの音を出すバンドは別としてヴォーカルパートがあるバンドにおいてはそこはほんとに大事でどのパートもバンドにとって重要ではあるけれどヴォーカルはやはりバンドの顔であるのは疑いようのない事実。
 
話は逸れたけれど、ナイスカヴァーは多数存在しておりバーズの数多いディランのカヴァーやピーターポール&マリーやエディ・コクランに対するフー、ベン・E・キングに対してのジョン・レノン等多士済々である。
 
中にはオリジナルを迫力で凌駕しているのもあるけれどこの楽曲に関してはフェリーが本当にジョンをミュージシャンとして人間として尊敬していたんじゃないか?と想像してしまうくらい当時ラジオから流れてきたときは、グッとくるものがありました、数ある名カヴァーの中でも自分的には最高峰の一つ。
 
このPVもフェリーの美意識とダンディーズムが溢れている名PV。
 

Roxy Music - Jealous Guy  ♪