気ままに気楽に

今日も息をしています

THE ALLMAN BROTHERS BAND

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  1. ドント・ウォント・ユー・ノー・モア "Don't Want You No More" (Spencer Davis, Edward Hardin) – 2:25
  2. ノット・マイ・クロス "It's Not My Cross to Bear" – 5:00
  3. 腹黒い女 "Black Hearted Woman" – 5:07
  4. トラブル・ノー・モア "Trouble No More" (McKinley Morganfield) – 3:4

5.ハングリー・ウーマン "Every Hungry Woman" – 4:12
6.夢 "Dreams" – 7:16
7.ウィッピング・ポスト "Whipping Post" – 5:16


最初に断わっておくが個人的にはこういうブルーズロックという音はすべて苦手。

俺たち後追いで聴いてきた人間からすればこういう音は冗長でタルイという印象がある。

ましてバンド活動しててもギターや他ルーツサウンドを探求しています的なことはほぼしなかったので余計にそう。

ただ俺の世代でも直撃世代でも圧倒的支持はあったのは事実でこのオールマンズもそう。

因みにこのバンドはLIVEアルバムで知ったのでこの1969年発売のファーストはかなり後追いで聴きました。

まがい物!!偽物!!って片づければ全てのブルーズを基調としたRockサウンドを否定することになるので言わないけど、クリームもそうなんだけれど自己陶酔型と言いますか誤解を恐れずに言えば、こういう内に籠るオタク的サウンドは俺の中ではパフォームとしてイマイチどころか評価0だ。

高校時代にギターの上手な友人に教えてもらったバンドだけど、そいつもこいうのはイマドキじゃない古臭い音だけどねと言っていたし、俺も当時そう感じた。


ただやはりここから派生してハードロックなりの音となりますと自己陶酔はあるけれど外側に向いていく。

なにが俺が言いたいかと言えばいいんだけれど中庸な突き抜けた感じがない中途半端な音だということ。

本物はブルーズがあるし、突き抜けたサウンドはハードロックがあるじゃんって感覚。

でも直撃世代でギター少年だった人には堪らん音だったとは思う。

中途半端な国体のわが国日本のような音で又こういうのは一部日本受けがイイ音ともいえる。

ラストの曲の緊迫感と迫力は白眉である。