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チコタンとは?

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この曲の存在を知っている人は関西出身でかつ俺と同年代の男女であろう。

時は高度経済成長期、日本は20世紀最大の経済成長を遂げ世界第2位の経済大国となった時代。

その時代に一役買ったモータリゼーション、いわゆる車の販売台数も飛躍的に伸びたと同時に交通戦争と言われるほど交通事故も多い時代であった。

そういう時代を反映した児童唱歌が存在する。

俺の家には車がなかったけど友人の親や親戚のおじさんは車を乗っていましたね。

感覚としては2軒に1軒は車所有な時代。

俺の小学校には鼓笛隊なるものが存在して、神戸まつりの時期には地元の公園なんかを行進していた。

又、大阪出身のこわーい音楽教師が音楽を担当していたから俺と仲のいい友人は縦笛まともに吹かれないから、放課後音楽室の倉庫に軟禁されてずっと練習させられ、先生が納得するまで帰宅できなかった、今なら犯罪である。

そういうトラウマがあるので小学校の音楽の授業(クラシック中心)は大嫌いでした。

俺らが小学4年から5年の時に上級生とこの曲を、ソプラノ、テノー、何とか?バス?要は高音域から中音域、低音域に、分かれて男女混声合唱でこの曲をした記憶がある。

俺のパートは中音域(音痴でも大丈V)だったけどコレを父兄に披露する発表会でもモーレツ音楽教師、指揮しながら髪ふり乱して口角泡飛ばしながら激烈に指導していた記憶がある。

この曲を当時歌っていてなんとなくどよーんとなる感覚がするのは太平洋戦争で日本が負けると歴史で学ぶ前にあんまり考えたくない、避けたい子供の感覚ではあった。

俺らの友人で男で小さくて女の子みたいな子はチコって仇名がついていた。

児童合唱の個人的名曲です、自分の中では。

チコタン - ぼくのおよめさん