The Band- It makes no difference
パクリ企画の第2弾の楽曲名しりとりは合計60曲にのぼりました。
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2曲目はザ・バンドの楽曲です。
俺たちが一つ勘違いしているのは、直撃世代や後追いも含めて1960年代に活躍したバンドやミュージシャンと70年代以降に活躍したバンドやミュージシャンに年齢差があるという錯覚である。
例えばビートルズの主力メンバー、ジョン・レノン1940年生まれ、ポール1942年、リンゴ1940年、ジョージ1943年でストーンズはミック・ジャガー、キース・リチャーズ1943年、チャーリー・ワッツ1941年、ブライアン・ジョーンズ1942年、ビル・ワイマン1936年、ボブ・ディラン1941年、ニール・ヤング1945年、キンクスのレイ・デイヴィス1944年、フーのピート・タウンゼンド1945年、ロジャー1944年生まれである。
ザ・バンドのリック・ダンコー(ベース)は1942年生まれである。
何を俺が言いたいかと言いますと60年代前半や中盤にメガヒットして出てきたジャイアンツたちは10代の頃から有名であり売れていたということである。
このザ・バンド自体、10代の頃からメンバー自体は注目されてはいたろうけど売れてはいないというよりほぼ表舞台に出ていない。
60年代も終わり、70年代に全盛を迎えるわけだ。
今じゃ普通だけど20代半ば以降で売れるのは60年代では遅咲きの部類に入る。
しかも元々ルーツミュージックに根差した老成した音なので余計にそれは感じる。
メンバーの中でも割と勢いよく若く見えるダンコーでもディランより1歳若いだけだ。
他のミュージシャンやバンドでも60年代に花開かず70年代80年代にようやく花開き60年代のポピュラージャイアンツたちと年齢が変わらない連中は大勢いる。
ふとこの名曲なんかを聴きますとそういうポピュラー音楽の年齢史観を考えたりします。