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ベストPV in 気ままに63 Beastie Boys - (You Gotta) Fight For Your Right (To Party)


俺にとって1980年代後半~90年代半ばはミッシングリンクだったんだ。

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世間一般ではネオGSムーヴメントからバンドブームと移行する中で大量に俺と同世代の邦楽ミュージシャンやバンドが大量生産されて結構売れていた時代でもあり、バブル景気とも重なって全てのエンタメシーンが浮つきながら好況に沸いた時代でもある。

又、そういう中でも打ち込みサウンドが多くなり60~70年代に活躍されたバンドやミュージシャンの音にもしゃきっとしたデジタルな音が大量消費されたのも事実で一部を除きバンドブームもヴェテランも音的につまらなくなった個人的には。

本格的なCD時代の幕開けと言えたのかもしれない。

そういったこともあってめっきり新しい音なぞ聴く気になれなかったのだ。

当然、俺みたいな当時化石Rockと言われていた音を聴いていた人間からしたらこういう音は聴いたことがなかったけど友人で当時のまあ最先端でエッジの効いた音が好きな奴がいたんだけど、そいつから言わせたら彼氏らは本物だったらしい。

どういう意味で本物かと言いますと、当時のブラックミュージックの最先端?と言われたラップ・HIPHOPの連中から唯一つ認められた白人ラップ・HIPHOPだったらしいから。

このPVを観たときに俺は彼らのルーツにPUNKをみたんだけど実際に出だしはハードコアPUNKバンドでスタートしたそうだ。

俺は全然疎いのだけど、ラップやHIPHOPにも凄いPUNK的エナジーを感じるユニットやバンドは少なからずある。根っこは労働者階級からの魂の叫びみたいな部分は感じるんだよね、音や形態は変貌しつつも。

かなりラップとかいうよりRock的なサウンドなんだけど、俺みたいなオールドファンも納得させうる説得力があったことは確かである。


Beastie Boys - (You Gotta) Fight For Your Right (To Party)