気ままに気楽に

今日も息をしています

シングルス


青春時代というのは痛い現実を突きつけられて大人になっていく過程であり、誰しもが夢見続け己の限界を知りたくなく突っ走ったり無理をするものだ。

上記は俺の個人的戯言だけど、確信をもって一部分は青春の定義に当てはまると勝手に解釈している。

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独身貴族って言葉があるじゃない?

あれって嘘だらけだね、俺から言わせると。

男も女もずううーと独身で居るじゃない、そうすっと日本の場合便利屋と親戚からみなされて、連帯保証人にならされたり年老いた親の面倒を最期まで見なきゃいけなくなる。

あげくに障がいを持った身内の面倒もみなきゃいけない。

結婚して所帯もって子供を育ててというのも大変だけど、なんか未来があるじゃない?もしくは夫婦なかつむまじくってのもイイじゃない、そういうのとは無縁なのは気楽なように見えてそうではない。

ただホントに事業や仕事で成功して独身貴族を謳歌している人間はごく少数ピラミッドの頂点に居る、ほんの一握りだ。

この映画は1992年にキャメロン・クロウ監督の制作で公開された。

いわゆるグランジと呼ばれた当時のシアトルで起きた音楽ムーヴメントを縦軸に描いたシングルス(独身者)の恋模様を描いている。

ごくごく一般の女子が理系のエリート候補生とも言われる設計の仕事をしている男には惹かれるもんだ、そういう男女と、如何にもミーハーというかバンド活動してプロを目指している男に惚れる女の男女2組のカップルが同居している、シアトルの独身者専用アパートでの恋愛の行方をリズム感よく描いている。

確か?劇中にパール・ジャムが登場してVoのエディ・ヴェダーも少し台詞があったような記憶があります。

LIVEシーンは当時のグランジ出身で随一と言われただけあってド迫力です。

その後の彼氏らの行く末は描いていないが俺の中では夢破れた敗残者であるだろうと勝手に妄想した。

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劇中のマット・ディロンのようなやつがショウビズ界で成功するわけがなく、成功しちゃいけないんだ。