気ままに気楽に

今日も息をしています

宇宙大怪獣ドゴラ


俺ら世代で最大最強の怪獣とは何か?という議題?になったときに出る怪獣が洋画ではスティーヴ・マッキーンが危機一発になった「ブロブ」で邦画ではこの映画の主役の怪獣である。

イメージ 1

1964年に公開された本作は東宝ゴジラアンギラスモスララドンキングコングなどに次いで発表した怪獣であるが初の宇宙からの大怪獣という処でスケールがデカい。

このドゴラというのは石炭を餌として巨大化する宇宙細胞でありほぼ無敵である。

サブストーリーは世界的な窃盗団対日本の警察という構図であるが、そういうことよりとにかくこの宇宙怪獣が無敵で破壊の限りを尽くし、人類は滅亡の危機に追い込まれる状況となる。

マッキーン主演の「ブロブ」もそうであるがこの謎の宇宙生命体も本当に死滅したかどうかは定かではない。ブロブは冷凍化されて北極に放り出されるがこのドゴラもジバチの毒により地球上に居る分は死滅する。

ゴジラとかキングギドラとか動物的な生命体の怪獣はいずれ寿命?があって何万年後かには死滅するのであろうが、こういう細胞の生命体は寿命というモノがほぼなく永遠に放置していたら繁殖し続けるという怖さがある。

この手の怖さを描いたのが「ブロブ」(邦題、スティーブ・マックイーンの絶対の危機)や「ゴジラVSヘドラ」のヘドラである。

大人になって見返すと愚かな人類はこういう宇宙生命体に匹敵する核と言う武器を持ってしまった。

人類はいずれ滅びるだろうがその後に地球を支配するのはこういう生命体や細胞や人間が忌み嫌う害虫と言われる類の生物なんだろう。

イメージ 2


とにかく初めて観たときの不気味感、大物感は今もって変わらない最強の怪獣である。