気ままに気楽に

今日も息をしています

邦画(1960年代)

飢餓海峡

俺達の世代にはない多くの戦前、戦中時代に生まれた人たちは色んな辛酸をなめてきたのだと痛感させられる映画。 1965年に内田吐夢により映画化された本作は水上努の推理小説が原作である。 この映画を観て俺はこの傑作は推理小説というよりなんというかサバ…

用心棒

パクリ企画しりとり第3弾 映画しりとりは合計121作のノミネートがありました。 ↓ https://blogs.yahoo.co.jp/thewhosnext7/33765665.html 第61弾は「用心棒」です。 因みに60弾日曜日は駄目よ、63弾ルーパー、64弾、パイレーツ・オブ・カリビアン、66弾、ラ…

妖星ゴラス

俺のあくまで個人的オールタイムランキング俳優で池部良はかなり好きな俳優の部類であります。 東宝の特撮映画で1962年公開にして総製作費4億円弱(今なら50億円以上)の 超大作SF映画である。 妖星ゴラスという謎の燃える太陽みたいな恒星が隕石のように地…

キューポラのある街

パクリ企画しりとり第3弾 映画しりとりは合計121作のノミネートがありました。 ↓ https://blogs.yahoo.co.jp/thewhosnext7/33765665.html 第57弾はキューポラのある街です。 俺の中では吉永小百合っていう女優は評価しづらい人なんですが、この1962年に今村…

大魔神怒る

最近はアンガーマネージメントなる言葉が結構NET上なんかで議論されるが、俺なんかもそのうち退役して老人になった時にアンガーマネージメント(怒りの制御)をしなくちゃいけないとは考えている。 怖い映画第6弾は「大魔神 怒る」1966年作です。 今では考え…

華岡青洲の妻

こういガイキチのような医学者が大昔に居たから現代医療で我々は持病をやわらげたり出来たリ投薬、治療を受けれるのだと痛感した。 原作は有吉佐和子の小説、映画は新藤兼人脚本、監督増村保造、三大スター、市川雷蔵、高峰秀子、若尾文子出演で1967年作、モ…

日本のいちばん長い日

日本の一番長い日は岡本喜八監督により東宝創立35周年記念として1967年に上映されました。 俺みたいな戦後世代が言うのもなんですが今、トランプ米国大統領が来日して浮かれている日本人にこの映画は観て頂きたい、と言ってもそういう人たちは俺のブログを覗…

宇宙大怪獣ドゴラ

俺ら世代で最大最強の怪獣とは何か?という議題?になったときに出る怪獣が洋画ではスティーヴ・マッキーンが危機一発になった「ブロブ」で邦画ではこの映画の主役の怪獣である。 1964年に公開された本作は東宝がゴジラ、アンギラス、モスラ、ラドン、キング…

赤ひげ

今、俺は信用信頼している開業医院のいきつけが二つある。 その医者たちは俺に対して優しく、時に厳しくもあるいわば俺の体調管理における最大の理解者であり、かつ友人のような関係だ。 こういう信用できる医師と同時に体のメンテ(整体)をしてくれる施術…

天国と地獄

貧乏ゆえの生き地獄なんてのが1950年代にはあったのであろうか? 今でこそ格差社会とかなんとか言われているが、極論いえばホンマに贅沢せず我慢して我慢してつつましい暮らししていれば労働できる肉体さえあれば生きていける。 この映画の制作年度、発表は1…

怪獣大戦争

水野久美とキングギドラの流麗さ、華美は永遠であると言える。 この映画は1965年に日本公開された日米合作映画でありかつ怪獣ブームをココから約10年間構築する記念碑的作品であり又、怪獣の存在が地球上の脅威だけではなく宇宙の脅威であり宇宙対地球という…

三大怪獣 地球最大の決戦

キングギドラという怪獣は色んな意味で宇宙最強であろう。 その造形の美しさと凶暴極まりない破壊力抜群な攻撃力はよく人間のプロレスラーやプロボクサーでデカクて強い王者に形容されたりするし、矮小な話だけど俺ら世代の少年の中で破壊的にケンカが強い…

キングコング対ゴジラ

この映画こそカラー映像怪獣映画の金字塔である。 1962年に公開された本作はゴジラ映画史上最大の集客を誇り、最大級の興行収入を叩きだしたという。 俺はコレはリバイバルでTVで観たのですがそれでも子供時代、どっちが勝つんだ!!ってワクドキした対決で…

モスラ

映画「モスラ」は1961年に公開されました。 製作期間3年総製作費2億円、日米合作ということでソレはソレは東宝が特撮映画を単なる子供だましではないホンモノの重厚な映画を作ろうと気合いも入ったまさに映画黄金期のスケールの大きな1本と言える。 俺はコ…

ある殺し屋

今、俺はチンケなブログ私小説を書いていますけど、この映画をおおむかーしに観た記憶がありまして先日CS放送で久々に観たのですが、見事なジャパニーズ・ノワールな作品で8代目市川雷蔵のCoolな魅力全開の映画で今後の私小説の世界観に活かしたいなあ~っ…

クレージー黄金作戦

サラリーマンは気楽な~稼業ときたもんだ~ってフレーズは昭和を共有した世代なら誰もが聞いたフレーズであろう。 そのくらいクレイジーキャッツと植木等はじめ、このメンバー達の世代が丁度俺なんかの親の世代と合致していて日本の今の繁栄や高度経済成長を…

青春残酷物語

1960年に新進気鋭の松竹ヌーベルバーグの旗手として熱い支持を受けていた大島渚のデビュー2作目である。 この映画を観てワタシは自分たちの一回り上の世代の、青春のアンファンテリブルというか理由なき行き場のない反抗ってのに怖気付いたものである。 いわ…

絞死刑

映画 「絞死刑」 予告編 大島渚監督の本作は1968年の創成期のATGから発表された作品です。 フランスで1950年代後半にヌーヴェルバーグというゴダールやフェリーニの描くもういわゆる第二次大戦で被害にあった国や人々(当時の先進国が主)が傷も戦…

秋刀魚の味

『秋刀魚の味』予告編 映画『秋刀魚の味』は1962年に上映された日常生活の機微を描かせたら世界最高峰の映画監督、小津安二郎の遺作です。 この映画は小津自身は家庭を持たないまま生涯を閉じたそうなんですけど、可愛い娘を嫁に嫁ぎにいかせたい、、、…

フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ

フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ・・・予告編 人間の兄弟でも性格が正反対な様に、双子でも全然違うようにこの怪獣サンダとガイラは同じフランケンシュタインの細胞から生まれた二匹の怪獣であるが性格が全然正反対である。 ドッチがどうだかもう…

宇宙大怪獣ギララ

『宇宙大怪獣ギララ』は怪獣ブーム真っ盛りの1967年に松竹が製作した唯一つの怪獣映画である。 一般的に日活の『大巨獣ガッパ』とよく比較される特撮映画ですけど遥かにアチラの方が完成度も高いし良く出来ているとは思います。 ただこの映画はそのチー…

フランケンシュタイン対地底怪獣バラゴン

フランケンシュタイン対地底怪獣バラゴン 人間が一番怖れおののくモノとして一つに自分達と同じ形をした超的なモノがひとつ上げられると思います。 古今東西、宗教であるとか土着信仰なんて類のモノもその擬人化した超的なモノが奇跡を起こすとか災いを起こ…

大魔神

「大魔神」、この映画をスクリーンで観たときは本当にこわかった。 このころ、悪夢にうなされるといえば、大魔神かゴジラに踏みつぶされそうになる夢が少年時代の定番だ。縮尺の間違いがないのでリアルなのだ。20年に一度くらいリバイバルの話がでるが、オ…

モスラVSゴジラ

私が少年時代、すぐ近所の商店街の中に東宝映画館があった。 東宝チャンピオン祭り、東映まんが祭り。子供特別割引券でよく観に行ったもんだ。 モスラVSゴジラのリバイバル上映、ゴジラの登場シーン(コンビナート地に尻尾から出てくる)と、モスラの幼虫の…