気ままに気楽に

今日も息をしています

愛と青春の旅立ち




パクリ企画しりとり第3弾 映画しりとりは合計121作のノミネートがありました。



13弾はジェーン・エアですが未見ですので飛ばして第14弾は愛と青春の旅立ちです。

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この映画は1982年公開で当時、映画館で観た記憶がある。

この映画以降、洋画の邦題やドラマに愛となんちゃらってのがやたら乱発されてウンザリした時期がありました。

1980年代はとにかく軽薄短小で、頭使わず雰囲気だけという時代でもあったので映画やドラマの関係者は手抜きしてたんじゃないか?、女受けするタイトルならなんでも観客動員が見込めるという勘違いをしていたようだ。

この映画は俺みたいな馬鹿でも観に行くくらいだから大HITしたんだが、米国映画にしては珍しく根性物語に悲劇がありますよ~ってな内容なので日本受けしたように思う。

洋の東西を問わず、軍隊(自衛隊)の訓練は過酷を極める。

俺はリチャード・ギアって男優は当時認めていなかった。

「ミスターグッドバーを探して」だったかの間男のイメージがあったのでなんかこの映画でもマリーンズ(海軍)の一等兵を目指す若者を演じているがどうも弱弱しいのだ。

「野生の証明」の特殊工作員高倉健のような鋼のような強さはまるで感じない、ヘナチョコぶりを感じた。


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ただこの映画で恋人役で共演したデボラ・ウィンガ―はよかったです。

ファンになりました。鬼軍曹教官のルイス・ゴセット・ジュニアは元本職?だったのかすごい迫力で同年のアカデミーの助演男優賞を獲得した。

話の筋は漫画の「巨人の星」と変わらん位の救いのある青春残酷物語なのだがそこに超一流のエンタメ音楽、ジョー・コッカーの歌声がはまれば極上の出来栄えとなるのだ。

卒業式で帽子を飛ばすシーンを真似した輩も多かったであろう。