心に残る名曲 第93弾 ARB トラブルド キッズ
ARBの楽曲の幾つかは俺の中では半ば永遠のメッセージソングなんだ。
この楽曲自体はギターカッティングと歌詞内容がよくて俺の中ではARBの中でのナンバーワンソング。
セーガク時代にカヴァーしたりして楽譜買って、弾けないギターを必死にかき鳴らし友人たちとスタジオに籠って練習した思い入れある曲。
この曲の鍵っ子と思われる主人公の心情に当時の遊び仲間でバンドしていた皆が共感したからカヴァーしたのだと思ってる。
俺らの仲間は極一部を除き、こういう歌詞内容で形態は違えど両親共働きで嫌でも幼い頃から自立心を植え付けられた者が多い。
だからではないがソコソコ恵まれた性春時代でもあったが、両親の苦労は知っている世代。
要は貧乏人の子せがれどもがバンドでカヴァーするには最適の楽曲だったわけだ。
そういう微妙な感覚やニュアンスを力強く表現できる邦楽バンドのARBだったんで俺達も支持したんだろう。
未だに勝手に口ずさんでしまう極私的名曲。