今週のボブ・ディラン OH SISTER&Simple Twist Of Fate
超久々の今週のディランはOH SISTERです。
この曲が収録されているアルバム「欲望」はディランの長いディスコグラフィーの中でも最高傑作の一つとされている。
いわゆる舞台演奏においての2度目の全盛期に当たる1970年代半ばはディラン自体非常に尖っていまして、クオリティの高い曲が多いがこの曲もその一つかも?
シスターがラヴァ―なのかシスターなのか?どうかわからんけどとにかくこの当時のディランの歌唱は熱がこもっていて素晴らしい。
スカーレット・リヴェラのヴァイオリンやエミルー・ハリスのコーラスなど聴きどころ満載のアルバムであるがこのアルバムの曲全体に漂う何といいますか中南米感覚?な響きが俺は一番印象に残る。
あんまりニール・ヤングなんかと比べてこう感傷的になる曲ってないことはないけど乾いたディランにしては結構情感をこめてこの曲なんかも歌いあげている。
ノーベル文学賞をようやく受け取り、受賞スピーチは録音?とかですますのでディランを知らない、興味ない人間は勿体ぶりやがってとか散々に言っているみたいだが、この曲収録されている「欲望」や「血の轍」を聴いてから文句言えよと言いたいな。
どこにでも居るのだ、ろくすっぽ音も歌詞も聴かずして評価する輩が。
NET社会で情報は急速に広がるが音楽の奥深さなんてのは簡単にNETレベルでわかるもんじゃない、何十回何百回聴いて初めて観えてくるのがあるんだ。
批判している輩が普段どんな音楽聴いているんだろう?たぶんへぼい音だろう。
なんでこの親父が50数年シーンの第1線に居るか、一生分からんだろ。
BOB DYLAN/OH SISTER&Simple Twist Of Fate
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