逃亡者
第21弾は逃亡者です。
1960年代のTVシリーズが元ネタですがそれは知りません。
まあ冤罪なのに逮捕された主人公が逃亡するっていうある意味王道パターンな映画です。
ただこの映画に関していえば主役のハリスン・フォードの映画ではなく脇役のトミー・リー・ジョーンズの映画ということである、誤解を恐れずいえば。
トミー・リー・ジョーンズはこの映画の以前にも映画出演していたがあまり印象に残る役はなかったがこの映画で認知されアカデミーの助演男優賞を受賞している。
俺はハリスン・フォードは嫌いではないが、あんまり好きなタイプの俳優でないのは確か。
ただ彼の出演する映画はこの映画もそうですが「スターウォーズ」「地獄の黙示録」、「ブレードランンナー」等、それぞれチューバッカ、マーティン・シーン、ルトガー・ハウアーなどの渋み系俳優を際立たせる役目をしている重要俳優という認識がある。チューバッカは違うか(^o^)/
「インディアナ・ジョーンズ」はまあ能天気ではあるがこの人自体はイマイチでアレは単純に映画のスペクタル性が面白かった。
まあ大根役者ではあるが周りを光らせる存在であると勝手に考えている。
妻を殺された医者が警察に犯人として逮捕され、脱獄して真犯人を探そうと逃亡しながら必死に自主捜査しながら追手の警察に追われる男の物語である。
1993年に公開された本作は往年のニューシネマの雰囲気を残しつつ、ある意味90年代的終結を迎える映画である。
ただこれはトミー・リー・ジョーンズの出世作であり、ハリスンは狂言回しのような感じは否めない。そうなんだハリスンは永遠に「アメリカングラフィティ」の能天気な馬鹿セーガク男って印象が俺には強すぎるのかもね?
映画自体はスリル満点で面白いです。