気ままに気楽に

今日も息をしています

宇野重吉

パクリ企画第4弾  俳優しりとりは合計117名が登場しました。






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23人目は宇野重吉です。

俺の中ではこの人は名優でしょうが、息子の寺尾聡(ルビーの指輪)の音楽活動を反対していた偏屈オヤジという印象がある。

そういう親子の確執的なのは俺は、母親から聞いたことがあって実際はどうか知らない。だけど昨年、CS放送にて訪問インタビューと言う80年代前半にNHKでしていた一人の俳優、演出家、漫画家、小説家などに4回くらいにわけてインタビューするドキュメンタリーのなかで俳優論を語る在りし日の氏を、観るとやはり難しそうな人だなあという印象は今更ながら受けた。

この人が出演している映画はほぼ後追いでしか知らない「原爆の子」「第五福竜丸」あたりが代表作なのかな。


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俺ら世代で行くとジャンルが違うけど、久米明と同じようにナレーションの人と言う印象が強いはずだ、俳優というよりも。だけれど他の出演作を数作観ましたがどれも朴訥なようで、一癖も二癖もある演技派であることは確かである。

多くの今に連なる俳優たちに多大なる影響を与えているであろう、因みに寺尾はあんまり影響を受けていない気はする、サベージとかって元々GSの人だから演技論とか嫌いなんじゃないか?と邪推する。

息子の演技は置いといてこういう人はどうあれ俺の世代ではなく、戦前世代やせいぜい1950年代までに生まれた映画好きにとっては大評価されている俳優であることと今後、俳優を志す人たちもこの人の出演作は観て頂きたいと一応邦画好き野郎の、おっさんは戯言を言います。

第五福竜丸」が一番印象に残っていますが動画がなかったのでコレはかなりエグイ、ホラー映画でしたが結構、重要な役で出ていました。

鬼婆