大相撲に夢とロマンがあった時代
今、各界大相撲界が揺れています、激震と言ってもイイだろう。
そして八百ガチ論争でもちろん八百っぽい取り組みがあったりしたがまあ伝統芸能なんでご愛敬だ。
9勝5敗の大関とカド番の7勝7敗の大関が対戦した場合、後者が勝つのは業界の決まり。だけれど優勝は星の廻しあいなんてなかったろうし、この貴乃花なんかも大関になるのにガチで曙なんかに挑まれるから、優勝できずに大関になった筈。
横綱になったのは二場所連続優勝か優勝に準ずる成績でないとなれない。
何故?こういう規定が出来たかといえば双羽黒という問題力士が一度も優勝できずに横綱になったからに起因する。後に彼はプロレスラーとなり本名の北尾でプロレスの場外乱闘で、同じ元力士のプロレスラー、ジョン・テンタにこの八百長野郎!と観客がどっちらける試合をしたのが有名であるが、彼が力士時代、千代の富士がガチガチに全盛で無茶苦茶強かったので仕方ない部分もあるが、おかみさんに飯が不味い!って足蹴にした事件は、俺は当時青函連絡船の船上で読んだ東スポの記事観て呆れかえりましたよ、廃業って当たり前や。
俺たち世代でいえば外国人力士はハワイ出身が定番でしたが、今はモンゴルが主流の様だが、どうにもハワイや欧州出身の力士と比べてただ強けりゃいいんだろ!的な、伝統芸能に理解のない品格のない力士が多い。
日本人力士も強いのが居なくなった。今はお金を稼げるスポーツはMLBに超一流になればいける時代なんで大きな人で才能ある子は野球を選ぶんじゃないかな?
間違ってももし俺に運動神経抜群の男の子が居たらまず野球を勧めるね、大相撲なんか怖すぎて預けれんわ。そういう夢のない各界をなんとかしたいと無口な貴乃花親方は考えているんじゃないかな?世間は馬鹿じゃないんで観てますよ、大相撲協会の皆さん。評議委員とかってのも駄目だしホント、このままじゃ存続が危ぶまれるな。