何がジェーンに起こったか?
少しお盆前になったからか少し朝晩は涼しくなり始めましたがまだまだ日中は地獄灼熱地獄ですね。
怖い映画第7弾は「何がジェーンに起こったか?」1962年米映画です。
洋の東西を問わず、子役スターになった人は転落人生に陥ることが多い。酷い場合は犯罪者になる者も居る(殺人などの重犯罪)。
この映画の主人公ジェーンもまあ舞台の子役で人気を博し、家族からも別格の扱い寵愛を受けるのである、こういう事象は日本でもごまんとありますね。
このジェーンには姉が居たが、まったく妹と違い脚光を浴びない、で当然嫉妬する。兄弟姉妹、一般家庭でも仲違いするパターンは大概こういうのが多い、勉強の出来不出来、スポーツの出来不出来他、異性にモテるモテないとか様々。
個人的に思うのは俺は人間って無いものねだりで嫉妬の塊が大半だとは思う、ただある程度理性を働かせて抑制するのが、当たり前でそれが出来ないのは破綻、破滅したりする。
20世紀初頭から徐々に映画の時代となりジェーンとブランチの立場は逆転する。いわゆる実力派の女優として活躍、人気子役だったジェーンは世間から忘れ去られる。
そこでなんとジェーンはブランチをクルマで弾き殺そうとするが、失敗するがブランチは身体障碍者となり車椅子生活で結局、二人とも表舞台から消えて隠遁生活をするのだが、此処からのネチネチしたジェーンの精神的ブランチに対するいたぶり方は、あまり文章にしたくないほど性悪で陰惨なものとなる。
「ベティ・デイヴィスの瞳」って曲があるくらいこの主演女優はなんとも素晴らしい瞳を持っているのだがこの映画ではひたすらに怖い。。。。。。
実際にこの女優同士が仲が悪いって処もリアルで怖いつーか、女優同士で仲がイイなんて大物主演級で俺はほとんどいないとは思う。