妖星ゴラス
俺のあくまで個人的オールタイムランキング俳優で池部良はかなり好きな俳優の部類であります。
東宝の特撮映画で1962年公開にして総製作費4億円弱(今なら50億円以上)の
超大作SF映画である。
妖星ゴラスという謎の燃える太陽みたいな恒星が隕石のように地球にぶつかるのがほぼ間違いなく、そうすると地球滅亡となるので地球の公転軌道を変えて、ゴラスとの衝突を防ぐために奮闘するお話である。
こういう類のSFは古今東西、米国なんかでもあったりするがこの映画はその妖星が巨大で強力すぎるために要は地球を移動させて回避させるという設定だが、あまりこういうタイプの物語は少ないというか?ないのでは。ほとんどが攻撃して破壊するって類だがもう相手が強烈に強すぎてどうにもならんというのは珍しい。
この10数年後に終末思想が大流行するが、そのハルマゲドンともいえる妖星は怪獣とか隕石レベルではないわけだ。
一応、地球でも天変地異が起きてトドの怪獣がでたりするがこれはご愛敬レベルでしょう、天変地異の際に獣が暴れだす的な意味合いか?
地球上の生物はいろんな説があるが隕石がもう限りなく落ちてきて恐竜が絶滅したとかいうのもあるが、愚かな人間も一応そういうのに恐れ畏怖する部分があるからこういう映画ができるのかもしれない。
俺は当然リバイバルで観たけど。その画のスケール、迫力に圧倒された記憶があります。