心に残るCM第12回 野坂昭如 ソクラテス サントリーゴールド900 1976年
このCMは当時観たとき、みょうちくりんな気分になったもんだ。
後年、野坂氏は小説家とばかし思っていたが作詞、クロード野坂として歌手活動もしていたのを知った。
なんか粋なスーツ(ボルサリーノ?)着て、哲人の名前を連呼して皆悩んで大きくなったあ~って言ってるんだけど、俺の中では天才でも色々創作するのに悩んでいたのか?性春時代はティーンエイジャーという概念のない大昔からどんな人でも悩んで人並みに成長していって、おんなじ人間なんだと理解した。
この曲は彼氏の創作した曲なんだろうか?いづれにせよ文壇で大物と呼ばれる人がこうTVのCMに出るくらいなんで、自分のビジュアルに自信がありかつ、ナルシストだったんだろうなと想起する。三島由紀夫なんかももしこの時代に生きていたらTVCMに出てたかも?と妄想したりする。