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ローマの休日




パクリ企画しりとり第3弾 映画しりとりは合計121作のノミネートがありました。



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第59弾はローマの休日です。

この映画は当ブログの洋画BEST5企画にて2位につけている名画でもあります。

1953年発表のこの映画が何故、人気があり未だに語り継がれるのはなぜか?

それは映画のみならず、こういう普遍的な恋愛物語を男女ともに憧れを持っていることに尽きると思う。それと欧州でも世界で一番有名なローマという観光都市を瑞々しい感性で捉えているキャメラにあるとは思う、俺はあまり興味がないが。

監督が絶好調のウィリアム・ワイラー(アカデミーの常連巨匠)で変名で赤狩りにあったダルトン・トランボが脚本で、平凡な男女の恋物語を見事に不滅の名画に仕立て上げたと言えよう。

気まぐれな王女の火遊びに新聞記者が付き合ってあげるだけな月並みな内容だが、ここでのグレゴリー・ペックは紳士過ぎて恰好良過ぎるし、王女役のヘプバーンはものの見事におきゃんな王女役を演じている。

俺の母親がワイラ-の映画を当時リアルタイムでよく観たらしいが(ベン・ハー他)、この映画とグレゴリー・ペックが好きだったのもなんとなくうなづける。

ここ最近の俺の映画鑑賞の傾向として圧倒的に邦画が多いのですが、この映画はそう何回も観ていないが別格な気はする。一番好きなシーンは真実の口にペックが手を入れてヘプバーンを驚かせるシーンだ。男の茶目っ気が出てるというか憧れだね。