気ままに気楽に

今日も息をしています

19歳の地図


この映画を観た当初、自分も19歳くらいだったのである種共感を覚えたというから俺も暗ーい19歳だったのかもね。

この映画の主人公は予備校に通いながら新聞配達をしているんだが、何か社会全般にいいしれぬ怒りと憤懣があるのか非常に性格の暗い奴である。

新聞配達先で親切に果物とか頂いても、その家の採点を×と配達地図に書くくらいなんで普通の家なんかほとんど×である。稀にに△とか○をつけていたのかな?

こんな陰気な新聞配達員に新聞配達して欲しくないなあ~。

この暗い青年を好演したのが本間優二で私が当時、好きな役者でした。

元暴走族だったのかな?彼氏、最近映画とかに出演してるんだろうか?

この映画が劇映画デビューになる柳町光男監督の鮮烈なそれまでの明るい青春映画の概念をブチ壊してくれた秀作である。