気ままに気楽に

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十階のモスキート


この映画は劇場公開前からかなり期待していました。

主演が内田裕也で、チョイ役にアナーキーの中野茂、小泉今日子、共演にアン・ルイス、中村れい子、佐

藤慶、ビートたけし、風祭ゆき、小林稔侍と今では考えれない豪華キャストでありました。

で、当時サラ金地獄で自殺や事件が頻発していた頃でその時代性も捉えてる秀作である。

これはメチャクチャな制服警官の話である。

恥ずかしい話、私の身内にも元警官がおりましてソレは無謀運転をした為に助手席に乗ってた同僚を失っ

た為に懲戒免職になった。

この警官はそんなどころではないもう浪費家野郎で借金、借金また借金でサラ金に追い立ての電話を派出

所までかけられてついに強盗を働くのである。

内田裕也の鬼気迫る演技が素晴らしい、崔洋一第一回監督作である。

しかしなんで十階のモスキートなんか題名の意味が未だによう分からん?

仲間内と10階の高層階なんて蚊なんかおらんのになあーといい合った記憶があります。。。