Bob Dylan Bringing It All Back Home
1. サブタレニアン・ホームシック・ブルース
2. シー・ビロングズ・トゥ・ミー
3. マギーズ・ファーム
4. ラヴ・マイナス・ゼロ
5. アウトロー・ブルース
6. オン・ザ・ロード・アゲイン
7. ボブ・ディランの115 番目の夢
8. ミスター・タンブリン・マン
9. エデンの門
10. イッツ・オールライト・マ
11. イッツ・オール・オーヴァー・ナウ・ベイビー・ブルー
ボブ・ディランの5枚目である。
私はディランのアルバムは全て好きですが、コレはその中でも10指に入る傑作です。
以前にディランとニール・ヤングを聴いていれば、別に他のポピュラーは聴く必要ないでと暴論を展開したのはひとつにこのアルバムの存在があるからである。
まず1の曲でありますが、コレは1965年にしてラップをしているのである。
最近のヒップ・ホップやラップの連中の音や形態なんて何の興味もありませんが、この曲は紛れもなくラップである。
このアルバムは全体的にアップテンポな曲が多く、今聴いても新鮮で且つ当時では最先端の音だったと夢想します。
アルバム・ジャケの珍しくディランの気合いの入った表情もいいですね、PUNKです(笑)
3の曲はロックの原点である、下働きで俺様が働けるかいってな労働だ~いきらいな痛快な曲!
10は1986年に2度目の来日したライヴで大阪城ホール全体にギターの弦の1音1音がクリアーに聴こえてただ茫然と感動のあまり放心状態で観たのを懐かしく思い出します。
このアルバムは高校時代よく聴きました。そして未だにマイ・フェイバリットとして燦然と輝く、極私的名盤であり、またポピュラー史にとっても重要な歴史的名盤だと思えるのであります!!