BOB DYLAN HIGHWAY 61 REVISITED
1. ライク・ア・ローリング・ストーン
2. トゥームストーン・ブルース
3. 悲しみは果てしなく
4. ビュイック6型の想い出
5. やせっぽちのバラッド
6. クィーン・ジェーン
7. 追憶のハイウェイ61
8. 親指トムのブルースのように
9. 廃墟の街
2. トゥームストーン・ブルース
3. 悲しみは果てしなく
4. ビュイック6型の想い出
5. やせっぽちのバラッド
6. クィーン・ジェーン
7. 追憶のハイウェイ61
8. 親指トムのブルースのように
9. 廃墟の街
ボブ・ディランの1965年の歴史的名盤で彼の6作目にあたる本作は当時だけでなくこの後に出現するあらゆるミュージシャンやバンドに影響を与えたと思います。
いつもディランを聴いて思ったのは1960年代のミュージシャンなんだけど、長尺の曲は多いしまたアルバム収録時間が他と比べても長いことである。
よく46分テープでテープダビング収まるやろってのが60分が必要な事が多かったなあ~。
本作のタイトルはなんで1の曲じゃないんだろ?あの英国のバンドに気を使ったのかな?
で、この1の曲を文字通り私の友人のギタリストなんかも一人で弾き語りして日本語の歌詞付けて小さなジャズ喫茶でLIVEをしてたなあ~。彼とは音信不通になって10年以上になりますが元気にしてるかな ♪
5の曲の動画は確か2回目の来日公演で同じセットを大阪城ホールで観たんですけど、このホールは関西でも音の抜けが悪い評判のホールで正直あまり音楽ライヴに向いていない会場で有名なんですが凄いよくて当時、感動して鳥肌が立ったのが懐かしいです。
まあ私は基本、軽く野次を飛ばす程度であまり大きなライヴ会場では昔から腕組して静かに観る方なんであんまり関係ないっすけどね ♪
ラストの9の曲は何ともいえん名曲です。前にもこのブログで記事に書きましたがバンドでオリジナル曲を作るときに歌詞はすごい参考にさせていただきました。
私の年代でも結構ファンがいる彼氏、1965年当時まさに聴いていた世代で好きになっちゃった人は世界中に大勢いると思います。
個人的にはこの1965年という年はロックというものを考えた時に重要な曲、アルバムが多数出てきたターニング・ポイントである年であると思ったりしますね ♪
いつも自分がモットーにしてるのが1の曲のように自然に振る舞うってことがあります。
私が一時、入り浸っていた中古レコード店の店主がたとえ話で人間を雑巾に例えていました。
それは新しい雑巾はまあ当たり前ですが綺麗で原色を保っています。
しかし5年、10年、20年と使っていくうちにどんなに洗っていても染みつく汚れがついてきます。
そして、それはそのまま人生にも当てはまると。つまり若い15から20歳くらいのうちは綺麗な雑巾でしかし中身がそうありません。しかし40年も50年も生きてくるともうズタボロの雑巾になりますが人生経験が豊かになり、それだけ若い人間にない幅広さや個性、味が出てくるということなんです。
何かこの1の曲を聴いてると、昔聞いたその店主の言葉が妙に懐かしく思い出されるんですよね ♪
あーもう私も動画で歌ってるディランと同じくらいの年齢になってるんだ、まだまだこれからが人生面白くなるはずだと考えてるんだけどなあ~。。。。