気ままに気楽に

今日も息をしています

ウィルフレド・バズーカ・ゴメス!!


中南米といえばもう最近では移民のアメリカ国籍の混血ボクサーにしても何にしても軽中量級の人材の宝庫です。

最近の1990年代~2000年代でいえばオスカー・デラ・ホーヤ、フェルナンド・バルガス、マルコ・アントニオ・バレラ、ミゲール・コット、アンントニオ・マルガリート、フェリックス・トリニダード等等、多士済々であります。

1970年代といえばまだ日本自体、中量級も強いボクサーが多くて国内ボクシングの人気も現在より遥かにあり日本タイトルや東洋太平洋タイトルのかかった試合も時々TVで放映してた記憶があります。

そこで軽中量級の強い中南米のボクサーといえば石の拳、ロベルト・デュラン、天才ルーベン・オリバレス、ピンポイントパンチのカルロス・サラテ、バターの様に柔らかいホセ・ナポレス、ライフルと云われた必殺武器を持ったミドル級最強のカルロス・モンソンってなところでしたね。

なかなか海外のスーパーな試合がヘビー級以外は1980年代以降になるまでTVで観れなかった時代ってのもあるのでやはり日本に来日して衝撃を起こすファイトを目の当たりにしないとピンと来ない時代でもあります。

このウィルフレド・ゴメスは強烈でした。

この日本側の対戦相手ロイヤル小林フェザー級時代A・アルゲリョにKOで葬られますが1階級下げてJ・フェザーに落とし、東洋では無敵を誇ります。

この試合もロイヤル有利の予想でしたがこのプエルトリカンは全然強そうに当時見えませんでしたがトンデモないパンチ力がありました。

非公開の練習では数階級上の相手をKOしていたみたいです。

この選手以降、プエルトリコ出身の有望ボクサーは第2のゴメスと形容されることが当たり前になりました。

ジョー小泉氏もこの試合の衝撃度を語っております。そのくらいインパクトの強い世界のホンモノを初めて目の当たりにして私も当時、驚愕したもんであります!!

いわゆるカウンターパンチャーなんですが1発で仕留めるそのパンチは左右ともまともに被弾すればKO負け必至のとんでもない破壊力でしたね ♪