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今日も息をしています

ブロック・レスナー


今、MMAというか総合格闘技で隆盛を極めているのはUSAでありUFCであろう。

日本は2000年代前半はPRIDEで隆盛を極めた時期がありますが、レベル興行規模ともに今はUFCには敵わないと思う。

でそのUFCという興行も元々怪しいスタートでした。

1993年にスタートした当初は異種格闘技の様相が強くルールもあやふやで素手でほぼノールールな試合をしていてラウンドの時間とかラウンド数もマチマチでまあホイス・グレイシーのような胴着をきた痩せ男のグランプリ優勝なんかがあったりして不思議な感じがしました。

もちろんその当時でも私はいわゆる純粋なプロレスラーはこんな場では勝てないと思ってました。

格闘プロレスをしている団体の強い選手、まあリングスやUインター、パンクラス等から出撃すれば優勝出来るんじゃないかなと思ってましたが。。。。


結局、日本の格闘プロレス団体出身の選手は挑戦しても全滅でパンクラス所属のK・ウェイン・シャムロック選手が第2回大会でホイスに判定で敗れて準優勝したくらいである。

それから10年近くたってプロレスラーではない格闘家が少しづつ結果をだしていく。

宇野薫、桜井マッハ速人、須藤元気岡見勇信、等等。。。。。

彼らはまあ中量級の選手であってまあ国内の興行でも外人選手に分の悪い重量級及びヘビー級は結果を残せていません。

もう少し石井慧選手に頑張ってもらいましょうか(笑)、まだまだ先の話でしょうけどね。。。

ただジャンルという点においてこのブロック・レスナーはMMAや総合格闘技の歴史を変えた男かもしれません。元々アマレスの全米チャンプとはいえ、WWEや新日本プロレスで純粋なプロレスをしていた男である。

また4本ロープのリングからオクタゴン(金網)に囲まれた試合に変わるだけでも相当、苦労する筈で事実PRIDEで無敵を誇っていたM・クロコップやW・シウバ、A・ホドリゴ・ノゲイラら強豪が苦戦もしくは惨敗している。

しかしこの怪物レスナーはそんな壁もたやすくぶち破りました。

とにかくパンチ力があるのとタックルが巨体の割に速くて相手はなかなかさばききれずすぐテイクダウンを許してしまう。

一度、フランク・ミアに足関節でやられましたが再戦してTKOに下しています。

今、MMA最強はE・E・ヒョードルですが不慣れなオクタゴンでこの現UFCヘビー級チャンプのレスナーと試合をしたら。。。

ひょっとしたら負けるかもしれません。そしてその時に初めてプロレスラーの強さも証明されることになるかもしれない可能性を感じさせる魅力的な選手ですね ♪