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船木誠勝   パンクラス創始者


船木誠勝という選手は新日本プロレスで史上最年少の15歳でプロデビューを果たしたある意味天才プロレスラーである。

だが数年してすぐに前田日明率いる第2次UWFに移籍して、前田からも次期UWFエースと目をかけられた男でもある。

そのUWFが三派に分かれてしまい(リングス、UWFインター、藤原組)、彼は鈴木みのるとともに藤原喜明率いる藤原組に所属するが、格闘技思考の強かった彼はすぐに離脱して総合格闘技団体パンクラス
20代前半の若さで1993年設立します。

1993年というのはK-1、UFC、パンクラスというガチファイトが基本の格闘技団体が同時期に誕生した歴史的な年でもあります。

それで旗揚げから数試合は素手なので顔面パンチこそ禁止ですが、それ以外はほぼ何でもありのルールで全力で各選手、試合をするものだから特に関節技の秒殺劇が多くて一時話題になった時期があります。

ただそれでは怪我人続出で興行自体が成立しなくなるのでヒール・ホールドという危険な足関節技は禁止になったりしていました。

動画は1980年代~90年代に最強を誇ったキック・ボクサー、モーリス・スミスとの異種格闘技戦である。

R・デュランなんかとも格闘技戦をしますがデュランが遊び半分で日本に試合をしにきたのでマトモな試合になりませんでした。

船木選手はプロレスラー出身でありながらボクシングの様な階級別で最強を決める総合格闘技を目指した最初期の選手だったと個人的には思います。

彼のその概念が今の日本の総合格闘技がより発展していく原点になったように私は思うのです。

今はさすがに真剣勝負は厳しくなりプロレスラーとして復活し活躍中ですが、彼の総合格闘技における功績は大きかったと個人的には感じますね ♪