気ままに気楽に

今日も息をしています

SAVED/BOB DYLAN

http://www.youtube.com/embed/4YrvmGhU_G0&hl=ja_JP&fs=1
Bob Dylan - Saved [Live Toronto 1980]








1. ア・サティスファイド・マインド
2. セイヴド
3. コヴィナント・ウーマン
4. ホワット・キャン・アイ・ドゥ・フォー・ユー
5. ソリッド・ロック
6. プレッシング・オン
7. イン・ザ・ガーデン
8. セイヴィング・グレイス
9. アー・ユー・レディ

評判のあまりよろしくないB・ディランの1980年に発売されたキリスト教3部作の2作目です。

だけれど私はこのアルバムはそんなに嫌いではないのです。

1から前作から引き続き讃美歌の様なパンチのあるロックを聴かせてくれます。

引き続き2もそんな感じで。3で少しテンポを落としてな具合でいい按配のバランスを感じさせてくれます。

何かこのアルバムを聴くと1980年代初頭を懐かしく思い出してしまいます。

ソレはディランもデビューから50年近くのキャリアを持ってるミュージシャンでやはりストーンズなんかと同じくそれなりに楽曲にその時代に流行った音が垣間見られるのである。

ちょっとこの人とは縁遠い音かもしれませんがこのアルバムなんか聴くと当時日本でも大人気だったAORの雰囲気を感じるんですな。

B・スキャッグズやB・コールドウェルなんて当時日本でも大人気で大流行りでしたけど彼もふんだんにギターやヴォーカル、リズムセクションの音なんかにそういう工夫をしてるというか。

ベースに結構メロディラインを弾かせてギターはあまりソロはなくリズム中心で刻む感じで。

この頃のライヴもなかなか個人的にはいい出来で嫌いじゃないですけどね。

都会的で洗練されたディランってのもオツではないでしょうか。

ただこのアルバムは永らくCD化されなくて20年ほど前に西宮に住んでた時に大阪梅田の中古レコード屋で見つけた時は感動したなあ~。後にお金に困り処分しちゃうんですけど(笑)

一般的にはB・ディランの1番問題作で不評な声ももちろん多いのですがサウンドはホントこの時代の息吹、この時代のディランが感じられて力強いのだ!!