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お笑いブーム  天才   ビートたけし


1980年前後からの空前の漫才ブームは今に連なるお笑いブームの原点であり、未だにこの空前のブームを越えたお笑いシーンってのは個人的には存在しないと思います。

この漫才ブームで西は紳介竜介、のりおよしお、ざ・ぼんち、東はB&B、ツービートなんかが大人気で凌ぎを削っていましたが個人的にはこのツービートが1番面白かったですね。

当然、ベテランの横山やすしきよしがこのブームの中でも頂点でチャンピオンなのであるがソレまで実力はあったけれどイマイチTVの露出が少なかったオール阪神巨人なんかも再び脚光を浴びたりします。

ざ・ぼんちなんかそれこそ『恋のぼんちシート』ってつまらない歌が30万枚売りあげるヒットを記録したりして異様な盛り上がりでした。

このブームも3年ほどで鎮静化して30年たった今でもコンビを組んでいるのは阪神巨人だけですが、今
現在のお笑い芸人の地位を飛躍的に向上させたムーブメントだったと思います。

この30年ほど前はお笑い芸人とアイドル歌手やミュージシャンが同列に同じ絵の中にTVで収まってるシーンなんて皆無でした。

コント55号とかドリフターズがこの以前に存在していましたがいわゆるフリー・トークでアイドルや歌手が絡むということはなくてあくまで作られたお笑いの中にアイドルや歌手がまあ参加して突っ込まれるっていう程度のモノでしたね。

そういう意味ではこのお笑いブームってのは既成概念をぶち壊した1970年代のPUNKや1960年代初頭のブリティシュ・インベイションのお笑い版の様な気がします。

後に『俺たちひょうきん族』って超絶バラエティ番組が裏番組のドリフターズの『8時だよ!全員集合』を視聴率で引き離し番組自体を消滅させた事実が時代が大きく動いていってるんだなあ~と思いました。

この当時の売れっ子芸人のフリートークの暴露話はホント可笑しくて最近のぶっちゃけトーク??してる芸人やタレントとは雲泥の差がある様に思うのですね。

ひょうきん族って当時のYMOのメンバーとかミュージシャンもなんか嬉しそうに出演してた記憶があるなあ~。あと『今夜は最高』ってタモリが司会してる深夜のバラエティ番組も毎回、大物男優や女優、ミュージシャンが多数出演してて色っぽい番組だったなあ~。

ひょうきん族や今夜は最高はSNLとかのアメリカのバラエティ・ショーのアイディアをそっくり頂戴してるんだろうけど、センスが良くってもういまどきの地上波のTVでは絶対作れない番組の様な気が個人的にはするんだよなあ~ ♪