お笑いブーム 天才 ビートたけし
1980年前後からの空前の漫才ブームは今に連なるお笑いブームの原点であり、未だにこの空前のブームを越えたお笑いシーンってのは個人的には存在しないと思います。
ざ・ぼんちなんかそれこそ『恋のぼんちシート』ってつまらない歌が30万枚売りあげるヒットを記録したりして異様な盛り上がりでした。
この30年ほど前はお笑い芸人とアイドル歌手やミュージシャンが同列に同じ絵の中にTVで収まってるシーンなんて皆無でした。
コント55号とかドリフターズがこの以前に存在していましたがいわゆるフリー・トークでアイドルや歌手が絡むということはなくてあくまで作られたお笑いの中にアイドルや歌手がまあ参加して突っ込まれるっていう程度のモノでしたね。
そういう意味ではこのお笑いブームってのは既成概念をぶち壊した1970年代のPUNKや1960年代初頭のブリティシュ・インベイションのお笑い版の様な気がします。
ひょうきん族って当時のYMOのメンバーとかミュージシャンもなんか嬉しそうに出演してた記憶があるなあ~。あと『今夜は最高』ってタモリが司会してる深夜のバラエティ番組も毎回、大物男優や女優、ミュージシャンが多数出演してて色っぽい番組だったなあ~。