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スモーキン・ジョー・フレーザー

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スモーキン・ジョー・フレーザーは1960年代~1970年代にかけてヘビー級で活躍した名ボクサーです。
 
ボクシングの格言にリングの中で逃げ回る事は出来ても隠れることは出来ないという言葉があります。
 
ただ攻撃のリズムを変則にすれば瞬間、瞬間に消える事が出来たボクサーは数少ないですが存在します。
 
それがM・アリであったりこのフレーザーなんですが、アリの場合はヘビー級らしからぬ足の速さとリズム、パンチのスピードで相手を撹乱させキリキリ舞いさせていました。
 
一方、このフレーザーは攻撃の際にいろんな角度からパンチを繰り出し、なお且つリズムも不規則なんで相手からしたら煙の中からパンチが出てくる感じなのでよけにくいパンチで結構被弾したみたいである。
 
M・タイソンなんかもそういうところはあるのですが彼のリズムはワンパターンなんで結構相手に読まれやすい欠点がありました。
ただ爆発力と踏み込むスピードが異様に早いので分かっていても被弾するパンチでしたけど。
 
フレーザーはこの動画でM・アリをKO寸前に追い込み当時のヘビー級タイトルを大差の判定で防衛した後にレコードを出したり映画に出演したりしてその才能を芸能の部分にも生かした当時の地上最強の男でした。
 
万博、フレイザー三島由紀夫学生運動の激化、赤軍派等等、1970年代初頭というのは少年にとって非常に刺激の強い激動の時代だったなあ~なんて回想したりしますね ♪