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ピンポイントパンチ 黄金のバンタム カルロス・サラテ

一般的に黄金のバンタムといえばボクシングファンの中ではエデル・ジョフレを思い浮かべます。
一説には漫画『あしたのジョー』の無敵のチャンプ、ホセ・メンドーサのモデルになった選手とも云われています。
 
ただ私は世代的にジョフレは生で観ていないので自分の中で理想のバンタム級チャンプはカルロス・サラテなんです。
 
バンタム級では長身で173センチくらいあり手足が長く髭を生やしハンサムでアップライトスタイルから長いジャブからピンポイントといわれる相手の急所を打ちぬくボクサータイプの強打者でカウンターの名手でした。
 
1970年代後半、元同門の当時WBAのチャンプだったアルフォンソ・サモラとノンタイトル戦で激突し圧勝します。確かサラテはWBCのチャンピオンだった筈で当時は世界の主要団体は2団体しかない時代でZボーイズ対決としてこの試合は盛り上がったもんです。
 
その後、減量苦の為に1階級上のS・バンタム級に挑戦しますが相手があのプエルトリコの英雄W・ゴメスで運悪く惨敗します。
 
メキシコ系のバンタム級の強豪が出てきたら未だに必ず第2のサラテと表現される程の伝説的な強打者で大好きなスタイルのボクサーでしたね