気ままに気楽に

今日も息をしています

ミラーマン

ミラーマンとは階段越しに手鏡をかざして女子高生のパンチラを覗く疑惑を持たれた東大出身の教授の仇名では無いのである。
 
このミラーマン円谷プロが私の記憶も曖昧なんですが、『帰ってきたウルトラマン』と同時期に製作していたSFヒーロードラマである。
 
某教授の手鏡じゃないけど、正義の味方になる時に鏡以外の涙とか汗とかで光があればなんでもそれを利用して変身するご都合主義な処は、新ウルトラマンの変身する前の人間がピンチに死にかけたら変身出来るのと匹敵するぐらいいい加減な設定で子供ながらに突っ込んでいました。
 
ビープロの怪作、『スペクトルマン』なんかネヴィラの星に変身させてくださいと懇願しないと変身できない不自由さとエラ違いである。
 
このドラマは1970年代初頭の暗さが何故かありました。
いきなり主人公の兄の隊長は殉死するし、その後任の隊長も何話目かで殉死してニューシネマ的な退廃臭が漂っていた特撮ドラマでした。
 
鏡京太郎役の人、もう初老なんだろうけど子供の頃なんか憧れの兄ちゃんだったなあ~ ♪