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今日も息をしています

ゲッタウェイ

1972年に公開されたS・ペキンパー監督、S・マッキーン主演のいわゆるアメリカン・ニューシネマです。
 
脚本にW・ヒルが参加してるので彼氏の後の乾いたタッチの監督映画にも影響を与えてる作品だと思います。
 
夫婦の銀行強盗の逃避行の話なんですが、なんでメキシコなんでしょうか??
 
何かとアメリカ本国で大犯罪を犯した悪人はメキシコに逃げ延びようという一連の黄金律というか動きがあります。
 
この映画は多分ペキンパーは悲劇的なラストにしたかった筈です。
 
ラストシーンは3パターンくらいあるって昔聞いたことがあります。
 
ただもう時代は1970年代に入っていて、時代も変わったというのか『逃亡地帯』や『俺達に明日はない』という風な終わり方はあまりにも虚しいでっていうアメリカ映画界の総意というか思いが伝わるクライム・ムービーの傑作ですね ♪