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ウルトラマン対仮面ライダー

http://www.youtube.com/v/nNT1dcsrMis&feature=related&autoplay=1


この文庫本は2001年1月第1刷で1993年に文芸春秋から刊行された単行本として刊行されたモノの文庫化である。

共同執筆者の池田憲章氏と高橋信之氏は筋金入りの特撮マニアでなかろうかと思われます。

本邦2大特撮ヒーローの魅力や特色を思い入れたっぷりに解説してるのですが、元々ウルトラマンは宇宙

怪獣ベムラーでそのデザインを観る限り超人というより鳥人のようなデザインであったりというのは、私

が少年時代に所有していた朝日ソノラマから刊行されたウルトラマンとウルトラセヴンの詳細な解説が記

してあったムック本にもあって既成の事実だったので今更ってな感じでした。

一方仮面ライダーの方はあまりムック本を読んだ記憶がなくもっぱらライダースナックを買って中身をア

チコチに捨ててカードとブロマイドだけを必死に集めていた少年だったのでこちらの誕生秘話は知らない

事が多くて面白かったです。

元々はスカルマンって顔がドクロの様なデザインの改造人間だったのを石の森正太郎氏がバッタのデザイ

ンを加えて仮面ライダーに落ち着いたそうである。

後はもう395ページのヴォリュームなんで隅から隅までウルトラマン仮面ライダーと怪獣、怪人、登場

人物の事等詳細に分かる内容になっとります。

小林昭二氏が出演する特撮ドラマははずれが無い事で有名ですが極めつけはこの2大ヒーローモノに集約

されると思います。

ムラマツ隊長と立花籐兵衛は子供の頃に憧れたある種理想の大人の男でしたね。

1950年代半ば~1960年代に生まれた男女で特撮を少し好きだった方には非常に楽しめる本であると確信します !!