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今週のボブ・ディラン Ballad of Thin Man

今週のボブ・ディラン

Ballad of Thin Manです。


この曲は「追憶のハイウェイ61」に収録されているバラッド曲で、歌詞の主人公ミスター・ジョーンズの自分の居場所を失い、不安定な状態でワタシの嫌いな言葉ではあるが自分探しをしている歌曲である。

自分が学生時代にオリジナル曲を作ろうかなあ~ってなった段で、当時組んでいたバンドの中核をなすブルーズ曲を作ろうかなあ~って事で、この曲とか、Desolation Lowは大いに参考にさせてもらった。

韻の踏み方や語彙の豊富さは全く持ってこの天才詩人の様にはいくわけがある筈もないんだが、素人ながらにこんな感じの世界観を出して、リードギターを弾くメンバーにも、そういうニュアンスのソロを弾いてもらうようにしてもらった記憶があります。

ジョン・レノンの「ヤー・ブルース」はこの曲をヒントに完成したそうだが、ソレよりかは俺らが製作した曲の方が遥かに感じは出てるでって天下のジョンを差し置いて、エラソーに言います!


アル・クーパーのオルガンが調子っぱずれでイマイチだという声が聞える曲ではありますがソコが味と言えば味で、元々不安定なディランのVoにあってる感じがしてオールOKなんである♪