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ゼイラム

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このゼイラムという作品は原作・監督、雨宮慶太によって1991年に劇場公開された。

好評だったのでOVAのオリジナルアニメが1994年に発売されたり、翌年だかに確か続編も公開されたと記憶するのですが、この映画を観てこの雨宮慶太という俺と同世代?の映画人のセンスの良さに当時は驚愕したものだ。

因みに俺の好きな邦人のアクションヒロインはこの映画の森山祐子演じる、美少女戦士イリヤ新世紀エヴァンゲリオンに登場する葛城ミサトである❤

この女優さんは元々デルモ上がりでコンタクトレンズのCMなんかに出ていた記憶がありまして、この映画では意識的に少し低音のドスの効いた杉本彩のような声で演じているが見事なアクションヒロインぶりで日本アクション映画の新境地を開いたとは個人的に思う。

この映画のタイトルは「ゼイラム」という正体不明の3mくらいある超破壊力を持ったモンスターの名称ですが主役はこの戦士イリヤです。

異星人のバウンティハンター(賞金稼ぎ)イリヤは電子頭脳の相棒ボブとともに、宇宙界?の監獄から脱獄した生物兵器ゼイラムを追い求めて、地球上に不時着する。

そこで彼女はこの怪物を捕獲するために地球上にゾーン(異空間)を作ろうとするが、ひょんな偶然で地球人の電気工二人、神谷(蛍雪二郎)と鉄平(井田州彦)が紛れ込んでしまう。

はっきり言って何の能力ももたないしがない電気工の二人は足手まといでしかないのだが、それでも最後は電気工の知識を生かして、超難敵ゼイラムに対して戦いを挑むイリヤを援護射撃する。

この映画の良かった処はアクションのスピード感と銃火器から飛んでくる砲弾が的がずれた瞬間に時間差で別のモノに当たり爆発するサム・ペキンパーのスローモーションに近い映像であり、大いにこの監督には期待を当時はしました。

未だにビックバジェットでこの監督にアクション大作を撮って欲しいなあ~って願望はあります。

断片的にしか観てませんが人造人間ハカイダーなんかもなかなかよかったし。

森山祐子は大好きな女優でしたが、今は芸能界から引退しているようですが個人的には残念です。

こういう強い姉ちゃんに叱り飛ばされたい願望は男子たるとも誰しもあるのでは?と思うとともに媚びないその力強さ(全然女々しくない)は多くの女性の憧れでもあると思うわけだ。



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