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阪急電車 片道15分の奇跡

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阪急電車の顔ね、多分?40数年以上マイナーチェンジしていない全国の鉄道通に最も人気の高い電車のデザインの一つである。
 
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昔はライバルだった阪神電車ね、コチラのデザインも全国的に人気が高い筈。
 
数年前、村上某とかいう株輩が阪神球団の乗っ取りを企てたため、両社は経営統合し同じグループ会社になりました。人気実力ともに日本でも有数の大鉄道グル―プ会社となり、規模ではおそらく読売を凌ぎ日本一の固有資産を所有するプロ野球団の親会社になりました。
 
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俺は鉄道マニアでもなんでもないけど、この阪急や阪神電車というのには子供の頃から心惹かれるモノがありました。
 
阪急電車は山の手を走り、宝塚や京都まで行ける華やいだイメージで阪急梅田駅の9車線が終点に集結するステーションは永らく日本最大の私鉄の駅であったそうで未だに大阪の玄関口は阪急梅田の華やかなイメージが強く、映画「ブラックレイン」でのオートバイチェイスのシーンの大通りはセイガク時代よく闊歩したもんだ。
 
一方、阪神電車の方は俺の父母の親戚が大量に尼崎市に集中して住んでいたので、駅名は忘れたけどよく親戚の伯父さんの家で親戚の一回り年長のお兄さんの部屋でGSやらフォーク、多分ビートルズストーンズもあったと思うけどよくレコードを聴かせてもらい中学の時にテクニクスのステレオを貰った記憶があって思い出深いのと、関西を舞台にしたやくざ映画に数シーン出る印象が強いのと、あとは甲子園球場まで行く電車というイメージ。
 
この映画は阪急今津線というローカル線を舞台にしており俺も終点の今津駅付近のワンルームマンションに若い頃、2年ほど住んでいたので雰囲気が凄いわかるというか伝わるモノがありました。
 
物語は、主人公は複数いるのですが婚約破棄されて会社の後輩に男を寝とられた女や孫と電車に乗る時が一番安らぐお婆さんや小学生でありながら、自己主張の強い正義感のある女子なんだけど仲間はずれにされて苛められている子や関西でも大人気の私大、関西学院大学の学生でありながらPUNK好き野郎でイマドキではないセイガクとちょっぴり変わった植物好きの可愛い女子学生のカップル、ヴィジュアルだけに騙されてDVに悩まされる同棲してしまった若い女子など、どちらかと言えばフェミニンな雰囲気の漂う映画なんですが、普段このブログに集いし、電車通勤、通学?されている方にはあるあるーこういうことって、むかつくけど注意とか出来ないんだよなあ~って感じで共感の呼べる内容です。
 
普段、俺なんかは電車はほとんど乗らないのですが電車の中って色々な人間模様が見えて面白い時がままあります。ラストの宮本信子の熱演はもう大拍手もので最近の邦画では個人的にはピカイチでホンワカ幸せ感の漂う映画です、未見の方は一度ご覧になっていただきたいですね♪