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今日も息をしています

モスラ

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映画「モスラ」は1961年に公開されました。
 
製作期間3年総製作費2億円、日米合作ということでソレはソレは東宝が特撮映画を単なる子供だましではないホンモノの重厚な映画を作ろうと気合いも入ったまさに映画黄金期のスケールの大きな1本と言える。
 
俺はコレを初めて観たのはTVでした、、、、、それまでモスラVSゴジラ他、怪獣対決モノでしかモスラを観た事がなかったんですけど、他のラドンゴジラアンギラスキングギドラ等と比べて凶暴性が薄いとは言え怪獣は怪獣でありやはり文明社会である巨大建築物を破壊するって一貫した怪獣の宿命というか必然性ではあるのだ。
 
モスラといえど人類の脅威であると!!
 
ただそこは蛾が巨大化した怪獣ということもありいささか他の怪獣と比べて女性的といおうか印象が柔らかいのは事実だ、かといって女性特撮ファン(そんな人種は居ない)に好まれる怪獣ってわけでもなかろう。
 
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後追いで観たTVモスラは不気味でした。。。。。。
 
何と言っても暗い画面で、その画面の中でモスラの幼虫が東京のビルとビルの間を走り抜けていく姿はこういうのがホントにいたら怖いなあ~って感じたりしたし。
 
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モスラの生息するインファント島の島のモスラを呼び寄せる踊りというか儀式が「キングコング」なんかと同じく奇異で面白かった様な気がする。
 
正直、何の為に出現し時の日本国民の象徴、東京タワーを破壊するのかよく分からないし小美人を助ける?とか悪漢が出てくるロリシカ国?ストーリーにやや意味づけが弱い難点はあるものの、東京全域、NY等大都会を破壊し尽くす雅なモスラの雄姿に酔いしれたいもんである。
 
ただゴジラの時は国会議事堂でコレは東京タワーなんで若干の相違はあるけれど時の象徴建築物を破壊するってのは日本怪獣の意義であり威信の表れなのだろう。
 
スターウォーズほぼ一作のみで巨万の富を築いたジョージ・ルーカスもこの映画のファンらしい。
 
この怪獣とキングギドラに関しては色彩が非常に鮮やかで、雅で華やかな総天然色オールカラーにふさわしい怪獣で俺の中では地球怪獣裏番長である。