1980年代という時代はいわゆる今ではそう珍しくもないけど、ギャルバンが爆発的に増殖した時代という認識があります。

60年代にこういうのはほぼ皆無でVoだけとかコーラスグループって編成はあったけれど、いわゆるVo、Guitar、Bass　Drumsという編成で全て女子！ってギャルバンってのは俺の記憶なかではRunnnawaysとかSlitsとか数えるほどしか居ない。

ソレが70年代までのポピュラー音楽における常識みたいな感じでしたけどソレが地殻変動（大袈裟かな？）を起こして飛躍的にギャルバンが増えたのが80年代と思えるのだ。

このコーナーに既に登場済みのGirlscoolやGogosやこのThe　Banglesなんかが最右翼で日本でも、ZELDAやプリンセス・プリンセスやSHOYAなんかが先陣を切って元気よく登場した記憶があります。

ひとえにそれまでにギャルバンがあまり登場しなかった起因としてはBassやDrumsになりたい女子が少なかった？とか女子はVoでなくちゃあ～って勝手な男子側の思い込みなんかもあると思うがこのバンドはビジュアルも音も含めて非常にレベールの高いギャルバンで、ギャルバンの一つの指標になったと勝手に妄想します。

この動きが面白くて、たまあ～に今でもおちょけてしますよ