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今日も息をしています

キングコング対ゴジラ

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この映画こそカラー映像怪獣映画の金字塔である。
 
1962年に公開された本作はゴジラ映画史上最大の集客を誇り、最大級の興行収入を叩きだしたという。
 
俺はコレはリバイバルでTVで観たのですがそれでも子供時代、どっちが勝つんだ!!ってワクドキした対決である。
 
今、CS放送の日本映画専門chにて5の付く日はゴジラ映画を2本づつ放送していますけどモチのロンでHDD録画し、ブルーレイ永久保存している最中です。
 
あらためて観てこの映画ド迫力でありました。
 
若ーい頃にこの映画の何度目かの地上波TVにおけるゴジラ特集(深夜帯だった)でノーカット映像を観た時にコングが生息する島の部族の踊りとリズムが特異で面白かったというか、自分も真似してアイーン!!アイーン!!って奇声を発しながら真似したもんだ、どこか?沖縄民謡なんかと通じる部分があるのかもね、Funkyなノリが♪
 
伊福部昭の仕事の中でも特異な分野で面白いとは思うんだ。
 
 
この映画に出てくるキングコングの造形は個人的には本家より怖い顔をしています。
 
本家のオリジナルのままではゴジラの敵にならないので雷に打たれ、何度か高圧電流を浴びる間に帯電体質になり、火炎放射にも耐えうる体になった設定で身長も35mはあろうかのオリジナルより倍以上大きいサイズにした。
 
それでも凶暴な原子怪獣ゴジラは強すぎる、正直相手にならないような対決描写は当たり前やのうーとか思いながら観ていたのだが、最後にコングが底力を発揮して両者リングアウト的な結末に持ち込むが、内容的にはゴジラの圧勝って処に配給元の東宝の苦しい姿勢というか、米国の最強モンスターを負けさせるわけにはいかなかったのであろう。
 
東宝怪獣のファイトはプロレスや格闘技に例えるなら重量感のあるスーパーヘビー級で子供なんかもちろん人間も寄せ付けない重厚な迫力がある処が大映ガメラシリーズや他社や外国(主に米国)の怪獣を圧倒している部分はあるとは思うのだ。
 
そして子供心に先に怪獣の名前が付く方がとりあえず勝者に近い形にはなるんだなあ~ってぼんやり考えた、まあどっちとも言えない終わり方もある典型がコレだけど。
 
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風呂場でリバイバル上映か何かのこのポスターを観ただけでわくわくしたもんな~怪獣最強とはどっちや!!って感じやもんね
 
ゴジラの凶暴な顔も凄くイイ!!
 
理屈抜きに楽しめる大型特撮怪獣映画の金字塔です!!