気ままに気楽に

今日も息をしています

今週のボブ・ディラン  Emotionally Yours

この曲は名曲ぞろいの「エンパイアー・バーレスク」に収録されています。
 
俺のVoを聴いて好きになる基準は声楽的なテクニカルな部分ではない。
 
時折、ディランの歌声を聴いて素人以下とほざく奴が居るけど音楽を何も分かっていない奴である。
 
そういう人間は声量の伸びる綺麗なソプラノ的歌手だけ聴いていりゃいいだけの話でポピュラー音楽を聴く事に関しては不幸の一言でしかないけど、そういうリスナーは日本では結構多いと思う、そこは感性の問題。
 
センスとか感性ってポピュラー音楽をしたり、聴いたりする上で重要で俺はある意味全てかもしれない?と感じる。
 
若い頃や結構年齢いっても好きではないけど聴けるようになった音って多くあるけれど、そういう柔軟な耳になれない(といっても俺もそんなに柔軟ではないけど)のはある意味可哀想、ソレは思考レベールでも言えるんだけれどソレを言い出すときりがないのでココではあくまで歌のみ。
 
ミック・ジャガーボブ・ディランの歌声を味があるなあ~変なんだけどひっかかるんだよなあ~と捉えるかどうかというのは特に60年代以降(もしくはその原型になった音のなかでの歌)のポピュラー音楽を聴く上では非常にポイントであり、上記に記したように下手とキメウチしたら狭量のポピュラーしか聴けないようになる。
 
外れた部分、音程が微妙にずれているってのをどうとらえるか?なんだよね。
 
ヘタウマの一言で片づけれないのだ。
 
でこの曲はオリジナルはもっと古いんだろうけれど、懇願するようなディランのVoの魅力が詰まっている佳曲です♪
 
極私的考察ですけどエコーをかけたりコーラスをかけたりして嵌る歌声はほぼすべてGoodである、元々エコーがかった歌声ももちろんGood、奥深い雰囲気があるんよね♪