心に残る名曲第24弾 U2- Zoo Station
個人的には21世紀初頭の最高峰のRockバンドという認識である。
異論はあるでしょうが、ROCKという定義付けがされた元年が1965年とするならばその間にUKバンドで偉大なバンドが幾つか登場しては消滅した。
この勝手な自説からするともう50年近くこのジャンルの音は今は先細りしているかもしれませんが、俺達中年世代からしたらこの2014年は同時期にStonesやDylanやPaulが来日してくれるというのは奇跡的で事件でもあるわけだ。
70年代後半に勃発したそれまでの商業化されすぎたRockのアンチテーゼとして生まれたPUNKという概念は現役として長続きしないのがほとんど(一部例外もある)でその後のポストパンクもほぼ今現在、活動しているのは少ない。
一般的には「ヨシュア・トゥリー」で北米のルーツミュージックに接近して世界的バンドになったと言われる80年代後半の時期より、その後もう一度初期の鋭角的なエッジの効いた音を取り戻した1991年に発表した「Acton Baby」こそ彼らの最高傑作である!という持論が自分の中にはある。
そのアルバムのOPのこの曲は時折、聴くと鳥肌が出る90年代最高峰のRockな音でもある。