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今日も息をしています

俺たちには墓はない

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1979年に公開された松田優作主演のアクション映画である。
 
ちょうどTVで「探偵物語」なんかも放映されていて松田の新しい一面が開拓された時期でもある。
 
ここで映画の内容に触れるまでに俺の個人的な松田の感想を述べる。
 
メジャー役者のデビューが「太陽にほえろ」で正直ダサダサでした。
 
格好良いと思ったことはその当時一度もない、殉職シーンもしつこくてギャグにしか見えずくどい役者だなあーって印象。
 
同時代、同世代の萩原や水谷の方が遥かに良かったし好きで正直この人はダサいなあーって印象しかなかった。
 
萩原も松田も「太陽にほえろ」に出演して自分の本意でない演技を強要された部分もあったので不満もあったのだろうけど、俺はジーパンよりマカロニの方が遥かに良かった、好みの問題もあるけれどね。
 
それから数年後、「探偵物語」がSTARTして俺個人の中ではこの人の再評価が始まったんだ。
 
俺の中でのエポックな役者は「仁義なき戦い」に登場する菅原文太であり、渡瀬恒彦であり、北大路欣也松方弘樹なんだがその時代より少し遅れている不幸も手伝って、萩原や松田は役者としてのインパクトが低かったけど、この映画前後で評価は一変する。
 
これは俺だけの感覚だけかもしれないけれど共感してくれる御仁も多いと思う。
 
いわゆるチンピラ風情の銀行強盗の生態を描いた映画ではあるが、志賀勝、岩城晃一の軽さも手伝ってテンポイイ、クライムムーヴィーに仕上がっている。
 
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俺たちに明日はない」にたぶんひっかけた題名なんだろうけれど、まあそれなりに楽しめる映画ではある。
 
 
この人の60代ってのも観てみたかったけれど、、、、、なんとなく早逝な雰囲気はこのころから漂っていたかもしれない、戦国時代は人生50年と言っていたからね。
 
ほとんど映画レビューになっていないけど、、、、竹田かほりっていいね
 
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個人的には子供たちは時代性もあるがこの人の足元にも及ばない、まあ親父のこういう映画を観てスタイリッシュに行けやというしかない、まあ無理やろうけど。