心に残る名曲第59弾 U2-I Still haven`t found What I`m looking for
なんでか?と言われても答えに窮するのだけど両者はバンドサウンドにおいてRockというものを若者音楽から音楽芸術に昇華した実績があると勝手に考えるから。
好きなバンドはフーやキンクスなんだけど偉大さという意味ではチト違う。
その領域に踏み入れある部分、その伝説バンドを凌いでいるのが個人的にはU2。
1987年と言えば俺の中ではスプリングスティーンのLIVE5枚組の大作とこのU2の年であり他の追随を許さない。
アルバム「Joshua Tree」や次作の「魂の叫び」などは好き嫌いは別としてある意味Rockサウンドの頂点のような音である。
俺とそんなに年が違わない若者がここまでの音楽地点に到達したというのが当時凄い驚いたね。
よくバブル時代に自分探しの旅とかって海外移住したりした知り合いも居たけど、この曲の歌詞内容はそんな軽いレベールではない。
真摯に真剣に自分たちのやってきた音楽のルーツへの旅、自分たちが理想としている思想信条への旅、永遠に答えが生きている間でないかもしれないがもがいてもがいていきつくところは何ぞや?というような自問自答が感じられる。
言い過ぎかもしれないけど80年代後半の「Let It Be」や「Solt Of The Earth」と思えるくらいこの音と歌詞は俺には響いた。
U2-I Still haven`t found What I`m looking for
人間は生きている限り永遠に答えの出ない旅に出て、かつ新しい発見と創造をしているのかもしれない。