今週のボブ・ディラン Not Dark Yet - Bob Dylan
ディランが遂にノーベル文学賞を受賞したようだ
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ここ数年ずっと候補に挙がっていたから今更なんだけど存命中に授与されるのはよかったよね。
極私論だからある程度聞き流してほしいのだが、20世紀いやすべての音楽人においてこの人ほど文学性の高い歌詞内容の楽曲を創作した音楽家は居ないと言いきる。
音的斬新性、革新性でいえば他のポピュラーのバンド、ミュジシャンやブルーズ・ミュージシャンに大勢いるだろうが、歌詞内容に難解、わかりやすい含めて文学と思えるほど深い感動を与える者はそういない、ゆういつ無二かもしれない存在である。
並ぶ、それ以上が居るという人は教えて欲しい、怒られるかもしれんがこの人の歌詞内容に比べれば他は稚拙で単純なのが多い。
が逆説的に言えばそういう歌詞内容に文学性を持たせる?なんてのを嫌う聴き手、リスナーも多いのは事実でそう言う人はこの人の本質はわからんだろう。
音楽なんだから楽しくわかりやすく楽しめなけりゃ駄目というね。
難解なのは音だけでイイだろ!歌詞内容まで難解で考えさせるのはどうなんだい?という問いもわからなくはない。
だけど大袈裟でもなくこの人がメジャーシーンに出て大きくポピュラー音楽のうねりや潮流が起きたのは事実でフォロワーも世界中に居るしファンもメチャクチャ多いのも事実。
1997年のアルバム「Time out of Mind」は傑作でもあるが病み上がりでもありどこか諦念や死を予感させる曲があったりする。
それは同時代に活躍した多くが鬼籍に入っているので自分もそう長くはないと考えても不思議はないはずだ。
この曲もそんな曲ではあるが、ディラン御大に最大賛辞を贈りたい。
Not Dark Yet - Bob Dylan
まだ暗くはないけど そうなり始めてる。。。。御大がこの時55歳か。。。。
俺達リスナーも同様に年を重ねたということだろう。
時折、死生観みたいなのをふと感じることがあるから。
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