気ままに気楽に

今日も息をしています

NEIL YOUNG・TRANS




久々にアルバムレビューと行こうじゃないか!って最近ナマクラですけどな。

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これからの季節、秋から年末年始、2月くらいの冬までは毎年俺の中ではヤング・ディラン祭りなんでアルバムレビューはこの二人だけにしたい。



01. Little Thing Called Love
02. Computer Age







 03. We R in Control
04. Transformer Man












 05. Computer Cowboy (aka Syscrusher)
06. Hold On to Your Love
07. Sample and Hold
08. Mr. Soul













 09. Like an Inca

                  

                    
1982年のニール・ヤングの最大の問題作の一つ。

いま一度、一応ディラン・ヤング洋楽ブログをぶちあげていながらこのアルバムを取り上げていなかったようだ、たぶん?

これは当時、一番ショッキング・ピンクならぬショッキングな内容で軒並み音楽誌の評価も激悪だったような記憶があります。

俺の中ではその当時のニールの本質をよく知らなくてこれはアリと言うかDEVOとかに影響を受けてテクノしたんじゃねーの?って感覚であったが、でもやっぱり超違和感がありました。

ただこの当時は60年代からのポピュラージャイアンツが皆、苦心してPUNK風、ロッカビリー風、NEWWAVE風と言った具合に大物のポール・マッカートニーはじめStones、The Who、Kinksが回答を出した時代でもあるから、PUNKに一番近づいて理解したニール・ヤングの動きとしてはいささかでも不思議ではなかったのだ。

このアルバムの裏ジャケがLoveの何枚目かのアルバムのような心臓の中に電子基板やらコンピュータープログラムに必要な内部分が観える絵があるが、これって穿った見方でもなく、今現在の30数年先のAIや人工頭脳、細胞を見越したサイバーパンクな表現かもしれない。

そういう意味じゃ今のサンプリングだかDJしている若者(といっても中年か?)に再評価を受ける傑作かもしれない。

当時のメディアの評価はボロボロでセールスもズタボロでしたが音的にはオールドウェイヴではなくニューウェイヴな最先端を走っていたのだ。

個人的には08の曲のリ・セルフアレンジが好き。DEVOのSatisfactionに影響を受けたんだろうけどニールらしさが出ている。