気ままに気楽に

今日も息をしています

Blues Brothers/Brieffcase Full Of Blues

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1. オープニング : お前をはなさない
2. ヘイ・バーテンダー



3. メッシン・ウィズ・ザ・キッド
4. オールモスト
5. ラバー・ビスケット
6. ショット・ガン・ブルース



7. グルーヴ・ミー
8. アイ・ドント・ノー
9. ソウル・マン
10. “B”ムーヴィ・ボックス・カー・ブルー
11. フリップ、フロップ・アンド・フライ
12. クロージング : お前をはなさない

1978年に発売されたブルース・ブラザーズの公式デビュー盤だ!!

国内盤のライナーで小倉エージ氏が締めの文言で文句なしに楽しめる1枚だ、と書いておられますがまさにその通りで音楽とは文字通り音を楽しむってのを体現してるような実況録音盤です。

最初期の名物バラエティ番組「サタデー・ナイト・ライヴ」の中で出演者のダン・アイクロイドとジョン・ベルーシが趣味の延長で始めたバンドですが趣味にしては完成度が高すぎます。

ここら辺にコレは特別かもしれませんが、エンタメ大国米国の底力を見る事が出来る。

ステーヴ・マーティンにしてもエディ・マーフィーにしても最近では映画「Ray」でレイ・チャールズを演じた人(名前度忘れ)にしてもお笑いだけじゃなしに音楽センスも図抜けて高いパフォーマーを多数、輩出している番組で個人的にはこの番組は最近のは観れないからわかりませんがバラエティ番組の最高峰のひとつで、多くのアイディアが日本のバラエティ番組でも模倣されており、実に素晴らしい。

俺が中学生か高校生の頃?くらいには再放送でサンTV等で放映してて、ゲストにR・ストーンズポール・マッカートニーフランク・ザッパポール・サイモンDEVOエルヴィス・コステロ等、当時の新旧ポピュラーのバンドやミュージシャンが喜々として出演しててスゲー番組だなあ~って感心した記憶があります。

趣味で作ったにしては本格的で1960年代のアトランティック・ソウルを支えた影の大物がずらりバック・アップしています。

ステーヴ・クロッパー(g)、マット・マーフィー(g)、ドナルド・ダック・ダン(g)、スティーヴ・ジョーダン(b)、トム・スコット(ts)他、腕扱きの大物ばかりであるので当然演奏力が図抜けている上にダブル・ヴォーカルの二人で特にベルーシに個性と表現力は図抜けています。ブルーズやR&Bやソウルなどはこういう風にするんだよって感じの解釈ぶりで完全に自分の音世界を構築しています。

個人的には1のオープニングのたたみかけるような流れの2と6、9が素晴らしいのですが、どの曲も当たり前ですが完成度が高くLIVEの興奮度が味わえる個人的には歴史的名盤LIVEといえます。

映画「アニマルハウス」でもうすでに凄い才能を見せつけていたダンとジョンでありますが、この1年後か2年後?に公開された映画「ブルース・ブラザーズ」はもうとんでもなく凄い映画に間違いない!と絶対に劇場で観る予定がアホな友人とのじゃんけんに負けて「トランザム7000vs激突パトカー軍団」というバカ映画を見る羽目になってしまった性春時代が懐かしく思い出されるのであります

こういう系統のノリをほぼホワイトかな?でありながら見事、自分のモノにしているブルース・ブラザーズには感嘆と称賛の声しか出ません♪!