気ままに気楽に

今日も息をしています

Misfits/The Kinks

イメージ 1
 
キンキーマニアとしては取り上げる作品が少なすぎるじゃないか!!
 

1. ミスフィッツ
 
 
 
2. ヘイ・フィーヴァー
3. ブラック・メサイア
4. ロックン・ロール・ファンタジー
 
 
 
 
 
 
5. イン・ア・フォーリン・ランド
6. パーマネント・ウェイヴス
7. リヴ・ライフ〔UKアルバム・ヴァージョン〕
8. アウト・オブ・ザ・ワードローブ
9. トラスト・ユア・ハート
10. ゲット・アップ

 
 
というわけでもないんだがキンクスである。
 
1978年に発売された本作は前作「スリープウォーカー」の流れを引き継いでいるだろう。
 
前作の方が全体的に激しさを感じるが本作もなかなかのものである。
 
1978年の英国老舗Rockの作品という観点で行きますとなんらかの部分でPUNKに対抗意識している部分は音的には感じられます。
 
自分達の創初期のソリッドなR&R原点回帰といいますか。
 
アルバムジャケの絵がグニョーンと歪んでいるので邦題が「歪んだ映像」となっているけど元々歪んだ感覚が多少なりともあるバンドでもある。
 
冒頭の曲からして周りを観てみなよ、変な奴ばかりだぜという処からしてレイ・デイヴィス節全開である。
 
この時期は少しバンド内でも迷いがあった時期らしく本作もあんまり評判は芳しくないんだがこういうアイロニカルなレイの視点は間違いなくPUNK、ポストPUNKに影響を与えているはずで個人的には彼氏らの過渡期の佳作であるとみています。
 
あんまり派手なキンクスは期待できないが味わい深い1枚ではある。