Sonny Boy Williamson sings down AND out blues
こんな行倒れのおっさんがブルーズしてたら凄いじゃないか!!とアナログ時代、物凄い印象的なジャケだった。
1. ドント・スタート・ミー・トゥ・トーキン
実際にこんなホームレスなおっさんがブルーズしてるわけでなく1959年に発表された盤。
画像の分はリマスターされて再発のCD。
この人の本名はこういう格好イイ名前ではなく、しかも1世が居たそうで、そっちが元祖でこの人は1世をまあ勝手に拝借している。
元祖より遥かに売れて認知度もあります。
生年月日が諸説あるが1899年で没年が1965年なんで、この人も当然20年代から演奏していたろうからまさにローリングトゥエンティの米国の時代からのはずで50年代にようやく認知される遅咲きミュージシャンである。
エーモアやブラインド・レモン・ジェファースン、ロックウッドなんかとも交流があったそうだからまあいわばRockの始祖の一人と言えるだろう。
ハーピストだがギターもドラムも出来る万能選手でもある。
この人はB・Bキングなんかと共通して結構、洗練されたサウンドなので一部ブルーズマニアからは受けが悪い。
俺もなんかアメリカン・フォーク・フェスティバルって1963年の映像をDVD(紛失)で観た記憶があるのだが洗練された雰囲気は感じました。
なんやかやでオリジネイターの一人であろう。