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今日も息をしています

The AMERICAN FOLK BLUES FESTIVAL 1962-1966 VOLUME ONE



アメリカン・ルーツ・ミュージック・フェスシリーズの第1弾DVD

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1. T ボーン・ウォーカー/コール・ミー・ホエン・ユー・ニード・ミー





2. サニー・テリー & ブラウニー・マギー/フーティン・ブルース
3. メンフィス・スリム/ザ・ブルース・イズ・エヴリホエア
4. オーティス・ラッシュ/アイ・キャント・クイット・ユー・ベイビー
5. ロニー・ジョンスン/アナザー・ナイト・トゥ・クライ




6. シッピー・ウォレス/ウィメン・ビー・ワイズ
7. ジョン・リー・フッカー/ホーボー・ブルース




8. エディ・ボイド/ファイヴ・ロング・イヤーズ
9. ウォルター・ ホートン/シェイキーズ・ブルース
10. ジュニア・ウェルズ/フードゥー・マン・ブルース
11. ビッグ・ジョー・ウィリアムス/ミーン・ステップファーザー
12. フレッド・マクダウェル/ゴーイング・ダウン・トゥ・ザ・リヴァー
13. ウィリー・ディクスン/ウィーク・ブレイン・アンド・ナロウ・マインド
14. サニー・ボーイ・ウィリアムスン/ナイン・ビロウ・ゼロ
15. オーティス・スパン/スパンズ・ブルース
16. マディ・ウォーターズ/ガット・マイ・モジョ・ワーキング
17. フィナーレ/全アーティスト/バイ・バイ・ブルース
18. アール・フッカー/ウォーキング・ザ・フロアー・オーヴァー・ユー
19. アール・フッカー/オフ・ザ・フック


ある意味、とりあえずこの1枚のDVDや画像の音を抑えておけばポピュラー音楽のルーツの特に米国の雑多な入り混じった文化の素晴らしい部分の多くに触れることが出来ます。決定版ともいえようその第1弾。

俺が今更どうたら説明する必要のない1930年代、それ以前から活躍していたブルーズミュージシャンのレジェンド総登場な歴史的映像のオンパレードである。

当時のTVに合わせてセットを作って演奏しているのがほとんどであるが、流石映画の盛んな国だけあって映像に奥行きがある、もちろん各人の奏でる音にも奥行きがあるから余計にそう感じるかもしれないが。

俺がこのオムニバス映像集で一番気になったのが、ロニー・ジョンスンって人である。力強さがないのであるが非常に伸びやかなVoで澄んでいていつまでも耳に残る不思議な感覚であった。こういう感覚はバンドの映画「ラストワルツ」に登場して軽やかに歌い上げるステイプルズのコーラスの親父がボソボソつぶやく感じで歌っても、リヴォン・ヘルムが必死で声張り上げても敵わない声量の凄さである、ザ・ウェイトを歌う映像のね。

俺の仲間内でもあのシーンは語り草になっていて、やっぱ本物のアフリカンは違うなあ~って大いに議論?したもんだ。この人もそうだけどなんというのかな、音や声のフレームが太く根がガッシリしてるから軽く歌ってるようでも凄い伸びるんだよね、こういうのはホワイト系や黄色人種には悪いが模倣は出来ても、そのもの自体にはなれない。大地に根付いたモノはとにかく凄いのだ。

まあ洋楽者必見のDVDではありますね♪